新鮮な野菜のように
畑からもぎ取ってきたばかりの
きゅうりのように
僕の心に響いたこの言葉
「緑の親指」
胸に抱いてうとうと眠ってしまった
家族の声に混じって
隣のおばさんの声がした
「咲いたね菫の花」
「この前 種まいたんだよ」
見ると僕の家の石の階段のところに
10本ほど菫の花が咲いていた
紫の綺麗な花を見ながら
「やっぱりおばさんだったの」
緑の親指のおばさんは
にこにこ笑っていた
緑の親指のおばさんの畑の
花や野菜がいっぱい見えた
僕も定年になったら
狭くていいから 畑を借りよう
花や野菜を作ろう
「緑の親指」になろう
隣のおばさんにこう話し終わったら
ふと 夢から覚めた
(2005・7・3)
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この詩は「緑の親指」の言葉を教えてくれた
アルプスの貴女に捧げます
(スイスでは畑作りの達人を「緑の親指」と言う)
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- 2005/07/03(日) 03:56:21|
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