走れ!でんどう三輪車
齢70にしてブログなるものに挑戦!人生まだまだこれからですよね(^^)//。俳句や詩歌を趣味として又釣り人として、 、、、、、はたまた「でんどう三輪車」として、日々の出来事を綴ります。

●人気blogランキングへ参加中●ここをクリックして応援して下さいね!

ランタナさんの二つの詩から

 土の上には

土のうえには弱いものがいる。
ほそいみみずやむかでや蟹や
まだまだ弱いものがいる。
それは人間
 


 ある時

人の心の中には
ぽっかりと口をあけた
噴火口が
二つや三つはあるものだ




 そしてもう一冊は、矢沢宰(おさむ)詩集『光る砂漠』で、これもその頃、書店で見つけてどうしてもほしくて買い求めたものだ。これは詩もいいけれど、写真家の薗部 澄さんのモノクロの写真が素敵だ。


あなたの手は

あなたの手は
握りしめるとあたたかくなる手だ
あなたの手は
あたためるとひよこが生まれる手だ





 こぶしの花、すじ雲、木々、今にも舞い上がりそうなたんぽぽのわた毛、ほうっとためいきをさそわれるすすき……。
 14歳で発病し、21歳でその生涯を閉じた矢沢クンの生きたあかしのような、やさしい詩集である。
 読んでいると、静かなひたむきさが伝わってきて、ざわついた気持ちやいたたまれなかったような思いがなごんでくる。どこかはかなげなもろさをうかがわせる、透きとおるような詩ばかりだ。




おしえてください

神様おしえてください
美しいのは美しいと
見ていいでしょう?
好きなのは
好きだ!といってもいいでしょう?
それがどんなになろうとも
あるものはあります
好きなんです
生きたいんです
悲しいんです
みんなみんなです。

でもどうしようもないのは
どうしようもないのでしょうか?
神様 おしえてください







  まよい

 さわると手の切れるようないとを
心のなかにはって
まよいをくいとめたい




 さびしさのおとずれ

風のように
窓からくびをだして
お前は私をよぶ
私はえんぴつをおいて
冬のなかを歩く
お前は黙って私の顔をみつめ
私はそおっとお前を抱く……
お前はときどきくるんだね



 そしていつ開いても、あれはどこだっけ、ほらあれ、と心せきながら、さがし、最後の方で目にとまると、「そうよこれなんだ、宰クンありがとう」と思いながら味わうのは、少年という詩。



光る砂漠
影を抱いて
少年は魚をつる
青い目
ふるえる指先
少年は早く
魚をつりたい
スポンサーサイト


  1. 2006/02/25(土) 21:44:02|
  2. 日々のできごと|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント:0

  

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する