小さな旅の帰りであった
電車の中でノートに描いた
君の似顔絵
電車が揺れるのと
久しぶりなので
思うとうりにペンが走らない
意志の強い黒い眉と
情の暑い長い睫毛
上手く描けないので
四つ折にしてたたんだ
君が欲しいというので
君に渡した
ああ!
僕の心の中のノートにも
スケッチしたけれど
いつの日か
いつの日か
時間をつくってよね
暖かい窓辺で
ゆっくり描きたいから
君の似顔絵
小さな旅の帰りであった
向き合う座席でノートに描いた
君の似顔絵
わからないようにと
気を使うので
思うように線が描けない
端正で綺麗な鼻筋
口紅もつけない唇
上手く描けないので
四つ折にしてたたんだ
君が欲しいというので
君に渡した
ああ!
僕の心の中のノートにも
スケッチしたけれど
いつの日か
いつの日か
時間をつくってよね
暖かい窓辺で
ゆっくり描きたいから
君の似顔絵
(2005・12・18)
(この詩は心の友みかさんに贈る)
拍手喝采!・・パチパチ←ここをクリックみなさん応援してください
スポンサーサイト
- 2005/12/18(日) 08:25:24|
- 私のうた|
- トラックバック(-)|
- コメント:2