五枚の大きな花びら
黄色い花が
真夏の太陽の灼熱の光を
浴びながら
明るく・・・
それは明るく咲いていた
病室の西日を避けるため
屋根まで掛けられた棚を這い上がり
かぼちゃの花が咲いていた
西洋かぼちゃの花が咲いていた
ともすると
暗く悲しい少年の
孤独な心の扉を
かぼちゃの花がこじ開けてくれた
明るく輝いた笑顔で
どんなに励ましてくれたか
秋になっても 冬になっても
僕の心の中で咲いていた
いつまでも・・・
いつまでも咲いていた
黄色いかぼちゃの花が
咲いていた
僕が息をしている限り
咲いているよ
(2005・10・23)
(この詩はすみれさんのお写真に寄せて、すみれさんに贈る)
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- 2005/10/23(日) 17:35:28|
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