青い空だ
何処までも透き通るような
宇宙の果てまで透き通るような
秋の青い空に
二羽の鳶が戯れて
輪を描いて飛んでいる
殺気も
狂気も
風流も
ダンディズムも
シニカルも
絵心も
マイナー・トランキライザーも
ニヒリズムも
ムンクも,ピカソも,ユトリロも
なんにもいらない。
その小さな銀色の羽がほしい。
あなたは
そう言っていた
そうして現実を超越した
幸せを
小さな銀の羽根を羽ばたかせ
空の
宇宙の
果てしないところに
思いを抱いて
詩っていた
青い空の
二羽の鳶が飛んでいる
もっと上空に
小さな銀色の羽根の二羽の鳥が
楽しそうに飛んでいる
誰の目にも
見えないかも知れないけれど
(2005・10・23)
(この詩は雨さんの詩に寄せて、雨さんに贈る)
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- 2005/10/23(日) 09:22:15|
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