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走れ!でんどう三輪車
齢70にしてブログなるものに挑戦!人生まだまだこれからですよね(^^)//。俳句や詩歌を趣味として又釣り人として、 、、、、、はたまた「でんどう三輪車」として、日々の出来事を綴ります。

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コウホネの花

  コウホネの花  いのうえ つとむ

蓮の花はあでやかに
蓮の花は厳かに
天を仰いで咲いている

蓮の花の影に隠れて
ひそかに隠れて
コウホネは池の片隅

その控えめな花の性
梅干ほどの蕾は固く
蕾の色は薄緑

ぎんぎら ぎんぎら
真夏の日をいっぱい浴びて
かたくなな蕾を開き

黄色い花が晴れ晴れと
ぽつり ぽつりと
咲いている

花の中をよく見れば
花の中には菊模様
花の中には菊模様

(2005・10・11)
蓮池の蓮の花に見とれてコウホネの花を見落としていました。改めてランタナさんのカメラにより黄色い美しい花を見直しました。開かれた花の中に菊の花が咲いているように見えます。ランタナさんに贈る


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  1. 2005/10/11(火) 12:37:37|
  2. 私のうた|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント:2

  

コメント

はるばる遠い国から有り難う

はるばる遠い国からコメント有り難う。

詩や俳句、短歌もそうですが、一番避けなければならないのは、感動の無い技巧にとらわれた作品だと思っています。俳句や短歌は全国あまねく同人誌があり作品も腐るほどあります。俳句は17文字の最も少ない文字の詩です。季語が入ると益々自由が束縛され月並みな類想句に陥ります。以前いろいろな同人誌を頂き読みましたが、個性のある作品は少ないものです。僕が俳句を離れた一つの理由は、師の句を知らないまま、作った句が師の使っている同じ語句が入り俳句の不自由さを感じたからです。そして俳句は句会と言う独特な伝統があります。俳句を作るうえでの修行の場ですが、海外にいるとそれは不可能ですね。NHKの俳句に投句されて見るのも良いかと思います。そしてテレビを見ながらご自分も参加された思いで、選句もされると良いかと思います。

俳句は文字が少ないだけに代表的な俳人の作品は
研ぎ澄まされた短刀のように鋭さのあるものや、
また柔らかな和菓子のような心の温まる作品があります。
僕は俳句の入門書には必ず代表的な句があるので時々本を開いて見ます。

詩も俳句も、作品を書くとき次のことを心得としています。
 
 感動があるかどうか
 技巧に走っていないか
 飾らずつくろわず
 自分のありのままであるか

自分が涙を流しながら書いた詩は読んでくださった方も涙を流してくれます。

ドロシーさんはほかの誰もがまねの出来ない海外での生活、これを大事に書かれたら良いかと思います。あの「ウインナー」の素晴らしい句のように無季俳句でかまわないと思います。大事なことは感動が有るか無いか、それに尽きると思います。

ドロシー俳句は誰も真似の出来ない素晴らしい作品を期待しています。

「豪にすむ 猫さん分かる こんにちわ」 ドロシー トト

 凄く楽しい俳句ですね。温かい優しい心 大好きです。
 

 豪にすむ猫さん分かる こんにちわ
(豪に住んでいる猫さん、こんにちわ が分かる?)
 
 豪にすむ 猫さん分かるこんにちわ
(こんにちは 豪に住んでいることが猫さん分かる?)

微妙だけれど二つの意味が有るように僕は思います。
英語に訳すときはどちらでしようか・・ホント・楽しい。


 
2005/10/11
  1. 2005/10/11(火) 19:50:12 |
  2. URL |
  3. でんどう三輪車 #-
  4. [ 編集]

全体の雰囲気が、なぜか、大正・昭和に刊行されていた「赤い鳥」のなかの童謡を思い出させました。
梅干ほどの蕾・・・という表現が、いかにもこの花の素朴さを感じさせます。
  1. 2005/10/11(火) 15:20:59 |
  2. URL |
  3. Dorothy #5uI6.NrI
  4. [ 編集]

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