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走れ!でんどう三輪車
齢70にしてブログなるものに挑戦!人生まだまだこれからですよね(^^)//。俳句や詩歌を趣味として又釣り人として、 、、、、、はたまた「でんどう三輪車」として、日々の出来事を綴ります。

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青春時代の詩 ・ 柱時計 ・類似 (類想)について

    柱時計   いのうえ つとむ

古い柱時計がある
物置の中でじっとしている

その煤た顔は
おじいさんのようだ

新しい時計が晴れやかに
時を告げているとき

物置でじっとしている
古い柱時計よ

止まった針は
遠く・永い時間を告げている

深い悲しみに沈んでいるようで 
それでいて いつも にこにこ笑い

丈夫な働き者の百姓のおじいさんのように
「もう俺の時代は過ぎたよ」と

容赦なく時の過ぎていくのを
告げている
 
古い柱時計よ

静かな 静かな その声を聴き
僕は本当の時間を知った

 その声は誰にも聴こえない

       (1959年)


テレビを見ていて「あれ!」と思った。「古い柱時計」という歌が美しい声で流れてきたとき、その歌詞の内容が自分の「柱時計」にあまりにも似ているように思えた。

俳句は五・七・五という短い詩なので、類似(類想)は多々見受けられる。
 梅二輪背中合わせに咲く花も・・と、出来たぞ!写生俳句が出来た!と喜んで念のため俳句の歳時記を調べると、「背中合わせ」と出ているではないか。残念。無念。捨てなければならない。しかし有名な俳人と同じ境地で俳句が出来たことで、まずは・満足とした。

タイプラボの佐藤さんも新書体を作って発表したとき、偶然にも同じような書体が同時期に発売された。しかし相手の会社も善意で受け取ってくれてお互いにトラブルも無かった。と書かれていた。
  所詮・人間の思いはそんなに離れていないのかもしれない。
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  1. 2005/05/18(水) 13:15:26|
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