僕が低周波の器械を使うために脹脛(ふくらはぎ)を出しながら「股引を履いているよ」と言うと
スタッフの先生が「私もよ、ねー『猿股』ってなーに?」と聞かれたので、意外に思った。
この言葉も使わなくなりやがて、『猿股も死語』となるのかと思った。
念のために家で辞書を引くと『男子が用いる腰や股をおおう短い・ももひき』とあり、『西洋ふんどし』とも書いてあった。
先日1月7日の帰りの送迎の車の中で
「僕は男なので『おさんど』をしなくても良いから、ご婦人を先に降ろしてね」と言い
ついでに「女性は『おさんど』をするので、帰ってからも忙しいよね」と重ねて言うと、
「ねー『おさんど』ってなーに」と運転をしてくれているスタッフの先生から聞かれた。
同席のKさんが「炊事のことよ」と答えて下さり、
いつものように送迎の車の中は若い先生方と我々年配者と楽しい会話で満ちていました。
・・家でこの『おさんど』を辞書を引いて調べてみると『女中、下女、転じて『台所仕事・炊事』と書いてあった。
『猿股』・『おさんど』を知っているか、40代の息子に尋ねてみたが、・・「知らない」という返事が返ってきた。
娘に聞いても同じ返事だと思う。
言葉は時代と共に生きており、
ある言葉は消えていき『死語』となり、また新しい言葉が生まれて『新語』となる。
・・若い人の言葉の中には『まったく解らない』言葉があるのは仕方がないのかも。
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- 2019/01/11(金) 20:52:31|
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