雪の日に鴉のレプリカ吊るされて
(ゆきのひに からすのれぷりか つるされて)
レプリカの鴉見入る寒鴉
(れぷりかの からすみいいる かんがらす)
つとむ
鴉 いのうえ つとむ
木の枝に
一羽の鴉が吊るされている
真っ黒な鴉だ
残酷だ
残酷だ
・・と思いながら
よく見ると
ビニールのレプリカだ
・・電線に一羽の鴉が
見下ろして
「カー」と鳴き呼べど
いのち亡きものの
悲しさ
鳴くこともできず
ただ
雪に晒されていた
俳句の推敲
雪の日に鴉のレプリカ吊るされて
(5・8・5字余り、口語体です)
吊るされしレプリカ烏雪の中
(5・7・5だが硬すぎる)
夜電話が鳴った。
「怖かったー」
「鴉が木に吊るされているよ」
「残酷だよね」
「ゴミ置き場の上ね」
「明日の朝見てね」
立て続けに話されて、電話が切れた。
朝起きて見てみると
一瞬
驚いた
しかしよく見ると鴉のレプリカだ。
ビニールで出来たレプリカだ。
・・鴉は初めは恐れて近寄らなかったが
慣れてくると平然とゴミを漁っている。
俳句は楽しい!
心の日記
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先ずは5・7・5.
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- 2016/12/02(金) 23:36:12|
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