山桜ちちからははへの古手紙 つとむ
(やまざくら ちちからははへの ふるてがみ)
※故郷の山を思い山桜を目に浮かべて、
遠い戦地から妻子を偲び書かれた父の古い手紙です。
推敲
山桜ちちよりははへの古手紙
※ より・・から
微妙な違いかも
・・『から』のほうが遠い上海、距離感があるような?。
3月~4月を跨いで3日間お世話になった
つたおばさんの葬儀で田舎に行ってきた。
其の3日の間に
岡崎公園の桜が満開になって車窓から見えた。
妹が母の遺品の中の古い手紙を取り置いてくれた。
今は亡き懐かしい人たちの古い手紙である。
その中で『軍事郵便・検閲』の印が押された
支那事変は上海の戦地から届いた・・父から母への手紙
・・達筆な父の手紙に眼が釘付けになった。
「治や勤は父親の顔を忘れてはいないだろうか、
支那人の子供を見るにつけ我が子を思い起こす」と
この文面に・・心が締め付けられる。
ふる里の裏山の山桜が今、ところどころに咲いていて
父も中国の戦地からふる里の山を思い出しながら
妻を思い子を思い手紙をしたためたと思う。
ご訪問の皆さんに感謝して。
(2016・4・3)
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