走れ!でんどう三輪車
齢70にしてブログなるものに挑戦!人生まだまだこれからですよね(^^)//。俳句や詩歌を趣味として又釣り人として、 、、、、、はたまた「でんどう三輪車」として、日々の出来事を綴ります。

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繋ぐ手・一句


繋ぐ手の影足元に冬日射す  つとむ
(つなぐ手の かげあしもとに ふゆひさす)


  歩け  いのうえ つとむ
歩け
杖なしで歩け
杖を頼ると
猫背になるからと
・・自分に言い聞かせて
杖なしで歩いた。
「危ないよ」
咄嗟に
手を繋いでくれた
友だち。


推敲
繋ぐ手の影足元に冬日射す
繋ぐ手の影足元に冬日中


※ 俳句は想像
俳句は想像を膨らませて
・・読むことが出来る。
この句を若カップルなら
実に楽しい思い出の俳句だろう。

・・しかしながら
杖を突いて歩くと
・・猫背になる
やっと杖なしで歩こうと努力した。
・・切実な俳句です。

歩かなければ
・・『寝たきり老人』になってしまうから。
今日も歩こう。
杖なしで歩いてみよう。

※ 俳句は楽しい
心の日記
心の記録
先ずは5・7・5。  


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  1. 2016/11/30(水) 05:06:40|
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妻の笑み・一句

小春日にショートカットや妻の笑み  つとむ
(こはるびに ショートカットや つまのえみ)



  まだ若い  いのうえ つとむ

妻79歳
・・僕は81歳
心は若い
まだ若い
・・生涯青春





※ 小春日・冬の季語
   (春の様な暖かな冬の日)

先日、妻が美容院に行ってショートカットでさっぱりしてきた。
近所の奥さんや友達に「かわいい」と言われて
・・嬉しそうだった。
我が家の小さな幸せのひと時である。
幸せは何でもない所に転がっているのかも。

※ 俳句は心の日記
日頃の流れる日々の中で、五感を働かせ
・・心の記録を俳句という日本固有の詩に
書きとどめよう!。まずは5・7・5。


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  1. 2016/11/29(火) 11:10:09|
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石蕗・一句


石蕗や言いたいことは有るにはある  つとむ 
(つわぶいや いいたいことは あるにはある)  



  がまん   いのうえ つとむ
じっとこらえた
いいたかった
はんろんしたかった
でもいえなかった
がまんした
それがぼくのよわいところ
それがぼくのつよいところ



※ 自解・推敲
「言いたいことは有るにはある」
・・誰もが経験したことがあると思う。
・・ぐっとこらえて何も言えずに我慢した事。
その心情を平易な言葉で(5・7・6の字余り)
・・俳句に詠んでみた。
石蕗(つわぶき)は横浜に来て
俳句に親しむまで花が咲くとは知らなかった。
庭の片隅で目立たない花。
・・上五の石蕗は「言いたいことは有るにはある」に
・・『付きすぎず』適しているかと思う。
・・花と取り合わせるのは、俳句の持ち味。
※ 石蕗の季語は冬
薔薇の花や菊の花では主張が強すぎる。
✾ 冬薔薇言いたいことあるにはある
・・薔薇(そうび・ばら)
✾ 寒菊や言いたいことはあるにはある

※ つはぶきの 終日陰を 出でずして  山口誓子
・・ 終日(ひねもす)
※ つはぶきはだんまりの花嫌ひな花  三橋鷹女
                      

俳句は楽しい!
17文字の限られた言葉で言い表せないところを、
詠む人の思ひを離れて、読みて側の想像に任せる。
・・俳句は奥が深いですね。
サーア創りましょう!。5・7・5の詩を。

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  1. 2016/11/28(月) 10:00:23|
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林檎一つ・一句

林檎一つ包みし黄葉手のように
(りんごひとつ つつみしもみじ てのように)
※ (季語・林檎は秋 黄葉も秋・季重なり)


  林檎一つ  いのうえ つとむ
収穫の終わった
林檎の畑は
畑一面
林檎の木の黄葉だ
・・林檎の黄葉は
温かく
温かく
掌のように包んでいる
・・残された
林檎一つを
 



俳句の推敲
✾ 林檎一つ黄葉両手に包むがごとし
・・字余り)
✾ 林檎一つ包みし黄葉手のように  
・・紅葉というより黄葉に少し赤みがある
✾ 林檎一つ掌のごと紅葉かな   
(・・包て)を省いても掌で想像できるか?。
✾ 林檎一つ枯葉包みて手のように
✾ 林檎一つ包みし枯葉手のように  

信州の自然風景☆♡四季の詩をあなたに♪☆ photoyou21 さん
美しい写真から詠みました。有り難う!。 

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  1. 2016/11/27(日) 09:44:09|
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雪・一句


しんしんと降る雪の消ゆ川面かな

(しんしんと ふるゆきのきゆ かわもかな)
 



  雪  いのうえ つとむ

しんしんと
しんしんと
雪が降ります
雪が降る

川面に降る雪
降る雪は
川の流れの
水に溶け

流れ流れて
波の中
海へ海へと
旅に出る

川面に降る雪
降る雪は
いつか
美空の雲となる
 


※ この俳句と詩は『命の元・輪廻転生』を詠みました。
※ 俳句は誰でもできる!
『月並み俳句』と言われようが
『類想』と言われようが
・・先ずは5・7・5
・・自分の感じたこと
・・自分の思ったこと
・・恐れず5・7・5
世の中に何百万と俳句はあるが
みんな『月並み俳句』と言ってよい
どれもこれも『類想』と言ってよい
自分の心の日記と思い
俳句を詠もう
花が喜ぶよ
ペットが喜ぶよ
風景が喜ぶよ

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  1. 2016/11/26(土) 12:41:32|
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土足厳禁・深呼吸・二句

金の絨毯土足厳禁銀杏の葉    つとむ
(きんのじゅうたん どそくげんきん いちょうのは)

深呼吸霧の朝焼け冬峠  
(しんこきゅう きりのあさやけ ふゆとうげ)



推敲
深呼吸霧の朝焼け冬峠 (冬の季語)
深呼吸霧の朝焼け星峠 (無季の句)
星峠は越後の山の地名ですが無季俳句なので
冬峠と冬の季語の句にしました。


※ 写生と虚構
『俳句の写生』
外出のままならない僕は現場で
写生することは困難ですが
皆さんのカメラのレンズを通して
写生の気構えで
俳句を詠ませていただいています。
『俳句の虚構』
虚構もありますが
虚構は小説と同じで難しいですね。


越後悠々散歩さんの写真から
✾ 銀杏樹林の見事な黄金の落葉は
・・思わず『土足厳禁』と言葉が出るほど
美しく感動しました。
✾ 星峠の霧の朝焼けの風景は 
・・大きく深呼吸をしたいほどの美しさです。
有り難うございました。

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  1. 2016/11/24(木) 11:26:30|
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赤い足あと・一句

大空に赤い足あと散る紅葉   つとむ
(おおぞらに あかいあしあと ちるもみじ)


✾ 季語・・紅葉(秋)・・散る紅葉(冬)
大空に赤い足あと(擬人法)を残して紅葉が散っていて
・・この残像が瞼に残る・・なんと綺麗なことか!。

※ 推敲 
(青空・大空)(足跡・足あと)(紅葉散る・散る紅葉)
青空に足跡残し紅葉散る
青空に赤い足あと散る紅葉
青空に赤い足あと紅葉散る
大空に赤い足あと紅葉散る
大空に赤い足あと散る紅葉

気ままなフオートくらぶさんの写真を拝見し
感動して一句詠みました。有り難う!。

季語と季感
先日NHKの俳句でも言っていたが
サメもイルカも冬の季語。
理由はサメもイルカも冬に食べるからだという。
今時サメやイルカを蛋白源と言って食べる人はいない。
・・むしろ季感としては夏がふさわしいと思う。
・・俳句の季語は時代により季節にズレのある季語が多い。
・・季語は重んじるが季語に囚われたくはない。
・・俳句は短詩、『感動』が第一だと僕は思う。

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  1. 2016/11/23(水) 13:00:57|
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雪の夜・一句

雪の夜に妻の家出や夢の中  つとむ<
(ゆきのよに つまのいえでや ゆめのなか)


推敲 (・・夢目覚め・・より夢の中・が良いかと思う)
雪の夜に妻の家出や夢目覚め 


夢??・・かー。
小さな子供たちを集めて
お母ちやんを探そう
お母ちゃんを探そう

・・お母さんは耳が不自由だから
仲良しの椎名さんに聞いてみよう
ローア学校のクラスメイトの
椎名さんの所へ皆で行こう

外の風景は雪の夜から
田舎のミカン畑に変わった。

・・夢とはたわいなことかもしれない
・・けれど何か意味があるのかも
・・何十年連れ添った妻
・・妻に先立たれたら僕は困る
・・有り難う!・・お母さん!。

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  1. 2016/11/23(水) 05:28:06|
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夕焼け・一句


夕焼けはいつか暗闇ススキの穂   つとむ
(ゆうやけは いつかくらやみ すすきのほ)

美しい夕焼けもやがて夜が来て暗闇となり
芒の穂が銀色にわずかに輝いている雄大な風景です。

時は時々刻々と過ぎていきます。
朝・昼・夕・夜と
一日は変化していきます。
・・人生もまたかくのごとしで
明るい時もあれば暗闇もありますね。
・・夜の暗闇は、いつか朝が来るように
苦しく辛い時も耐え忍べば
楽しく喜び溢れた希望の日が
待っています。

『感性のおもむくまでに』のネボトケさんが
荘厳な一瞬をカメラに収めていただき
素晴らしい風景を拝見出来て
一句詠みました。
ありがとうございました。

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  1. 2016/11/21(月) 09:02:09|
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雪の富士


背伸びして目線はるかに雪の富士
(せのびして めせんはるかに ゆきのふじ)

白い帽子だよ遥かに見える雪の富士
(しろいぼうしだよ はるかにみえる ゆきのふじ)

知らぬ間に落葉ばかりを見て歩き
(しらぬまに おちばばかりを みてあるき)

背をのばせ背筋のばせよ銀杏散る  
(せをのばせ せすじのばせよ いちょうちる)
                                    つとむ
  

推敲

背をのばせば目線はるかに雪の富士
(6・7・5の字余り)

白い帽子だよ遥かに見える雪の富士
(8・7・5の字余りだが破調のままで良しとする)
白い帽子・夏の季語 
雪の富士・冬の季語
季重なり・・季が重なっている。
『白い帽子だよ』がこの句の命・だが季語の主は『雪の富士』
『遥かに見える』は・・『見ゆる』とするところを
『だよ』にならい口語にした。

背筋のばせ背筋のばせよと銀杏散る
(6・8・5の字余り)

※ 破調の句としない限り・・5・7・5の調律に乗せる



左足と腰を痛めて
一週間ほど床に就いた。
てきめん体力が弱り
立ち上がるのも必至な思いだ。

「寝たきり老人になってしまうから」と
友達に言われて
・・久しぶりに外の空気を吸いに外出した。
友達に介護されながら杖なしで歩いた。
杖を突いていると、猫背になり見るものは
落葉ばかりだ。
・・背を伸ばして見上げると目線の先には
角張った団地のビルの上に
少しばかり雪の白い帽子をかぶった
富士山が見えた。

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  1. 2016/11/20(日) 09:19:35|
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蜘蛛の糸・一句


亡骸も木の葉もまとう蜘蛛の糸  つとむ
(なきがらも このはもまとう くものいと)


 蜘蛛の糸   いのうえ つとむ

冬の日は
木の枝々に
薄く
やわらか

枝先は
蜘蛛の巣
蜘蛛の糸

虫の亡骸が
纏われ
丸められ
揺れている

風に誘われ
木の葉一枚
虫の亡骸と
ともに揺れている



蜘蛛の糸は
幾何学模様の
美しさ。
虫の知恵には驚くことばかり。

世間では蜘蛛の巣のように
電波が張り巡らされて
・・『振り込め詐欺』が後を絶たない。

僕の所にも詐欺の電話があった。
「00保険会社が出資している老人ホームが横浜にできました」
「‥さんは00保険に加入しているので入居の権利があります」
老人ホームには入らないよ・・と答えると
「入居されないのなら権利を譲って下さい」

しばらくして
「入起居が決まりました」
と00老人ホームから電話がありました。
申し込んでいない・・と答えると
「権利を他人に譲ると大変なことになります」

最初の電話の会社からまた電話が来た。
「有り難うございました」
「権利を田口さんという92歳のお婆さんに譲りました」
僕には関係ないよ・・と答えると
「困りますね、もう2000万円、田口さんは入金されていますから」
・・後は脅迫である。
・・司法書士が出て来て
・・弁護士が出て来て
これを劇場型詐欺というのです。

まっとうな老人ホームなら
電話一本で2000万円も入金させるか。
振り込め詐欺の常とう手段です。
実に、実に巧妙な話術ですよ。

かいつまんでいえば
こんなやり取りでした。

消費者センターに連絡したと伝えれば
電話は来なくなります。

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  1. 2016/11/18(金) 12:23:27|
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紅葉・落葉 ・二句


ひらひらと寂しさ舞うや紅葉など
(ひらひらと さみしさまうや もみじなど)


舞い狂う落ち葉の中の新聞紙    つとむ
(まいくるう おちばのなかの しんぶんし)



※ 推敲
 ひらひらと寂しさ舞うや紅葉など
 寂しさは落ち葉の中に佇みて

寂しい・悲しい・嬉しい・・という言葉は直接には使わず、
句の中にその心を他の言葉で表現するのが良いのだが
敢えて『・・寂しさ舞うや・・』としてみた。
・・寂しさ舞うや・・は僕の心情である。

✾ ひらひらと寂しさ舞うや紅葉など

青葉・若葉も紅葉も生きている。
風に舞いいったん樹から離れると命は絶たれる。
寂しいことだ。
自分が81歳などと気にしてはいないのだが
流石に齢は齢、目に映るものが寂しく見える。


※ 推敲
 舞い狂う落ち葉の中新聞紙
 風に舞う落ち葉の中新聞紙   

風に舞う (やや静的)
舞い狂う (動的)
・・中に新聞紙・・と・・中の新聞紙・・ (『に』と『の』の違い)

✾ 舞い狂う落ち葉の中の新聞紙
落葉は自然の物であり何も言わない。
それに対して時代の世相を伝えている新聞紙は人間臭い。
・・今やトランプ時期アメリカ大統領の暴言で
世界が風に舞い狂う落ち葉のように振り回されている。

定年後、約10年読売新聞の夕刊を配達していて
銀杏の葉や落ち葉などが風の中の小さな竜巻に吹かれ、
風に舞う新聞紙が落葉の中に紛れて何度も見かけた。

読売新聞の販売店の所長から半年間コラムを書くよう依頼され
電動三輪車で配達していたのでペンネームを
『走れ!でんどう三輪車』としてブログに名付けた。

※ ご訪問応援の皆さんに感謝して!。
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有り難う!ランキング2位 11月17日
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  1. 2016/11/16(水) 12:23:29|
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小春日・二句


小春日や小さな幸せ膝の上  
(こはるびや ちいさなしあわせ ひざのうえ)

小春日や子は母よりも背が高く
(こはるびや こはははよりも せがたかく)


※ 小春日・冬の季語 (寒い冬の季節に春の様な暖かい日)

✾ 小春日や小さな幸せ膝の上
膝の上を何かに限定しないことにより、
・・読む人の想像に任せる。
子や孫や、猫であっても、カメラであっても、
書物であっても、何もなく、空気であっても
・・想像に任せることで
俳句の奥行きと広さがあって俳句は楽しい。

✾ 小春日や子は母よりも背が高く
昭和時代の戦前、戦後に育った母親より、
・・現代の娘は背が高い。
親子が肩を並べて歩く姿は
・・みな娘がはるかに背が高い。
貧しい食事と豊かな食事の栄養の差かも。

※ 俳句は心の日記、感動の記録です。
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  1. 2016/11/15(火) 04:18:24|
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風の声


すぐ近く遠く声あり山眠る   つよむ
(すぐちかく とおくこえあり やまねむる)  



推敲
すぐ近く遠くの声や山眠る
(すぐちかく とおくのこえや やまねむる)
すぐ近く遠きにありて山眠る
(すぐちかく とおきにありて やまねむる)
すぐ近く遠きにありと山眠る  
(すぐちかく とおきにありと やまねむる)

俳句は省略の詩・17文字に収めなければならない。
文字を削りすぎると背景を知らないと理解できない句になってしまう。
また一文字で微妙に意味が違ってくる。
『・・とおきにありと・・』と『・・とおきにありて・・』のように。
※ すぐ近く遠くの声や山眠る  (声の主が二人いる様だ)
※ すぐ近く遠く声あり山眠る (この句で陽子の声が一人)

山眠る・冬の季語  山笑う・春の季語  山粧う・秋の季語 (中国の漢詩が源)

 

 風の声  いのうえ つとむ

「お父さん」
「お父さん」
耳元で声がする
すぐ近くで声がする
・・誰もいない

「おとうさーん」
「おとうさーん」
山の遠くから聞えて来る
・・風の声



《陽子は何十年経っても17歳》
娘の陽子の友だちは40代。
その子供たちは中学生、高校生、社会人。
・・けれど陽子は高校生のまま。

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  1. 2016/11/12(土) 09:43:51|
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人の肌・一句


木枯らしや樹の温もりも人の肌  つとむ
(こがらしや きのぬくもりも ひとのはだ)

 

   人の肌    いのうえ つとむ

木枯らし吹いて
おお 寒い

きて
きて
さわってみて

枯野の中の
モミの樹
一本

幹に触れ
その温かさは
人の肌

恋しさは
人の肌
 



🌸 満開の桜体温ある如く  つとむ

これは句誌『木語』で今は亡き山田みずえ先生が
『桜』の句を秀句として褒めてくれた20年前の俳句です。
末の娘が17歳でこの世を去った時の俳句です。
雪の中の樹の根元は雪が解けていて
・・樹には体温があるのですね。

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有り難う!ランキング3位 11月11日
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  1. 2016/11/10(木) 08:37:15|
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あいうえお・一句

初霜や杖を頼りにあいうえお   つとむ
(はつしもや つえをたよりに あいうえお)



  あいうえお   いのうえ つとむ

そうだ!
歩こう

このまま
横に伏せていては
寝たきり老人
杖を頼りに
歩こう

「あいうえお」
「あいうえお」
なん10ぺんも
なん100ぺんも
・・口ずさみながら

身体はご老体
心は青春




11月7日・・『立冬』
いよいよ冬が来たね。
昨日は
膝も腰も痛みが少し和らいだ。
まさか
マッサージの揉み返しになるとは
・・思いもよらなかった。
痛いのなんの
立つこともままならない
このままでは寝たきり老人だ。
体調を見て
一歩一歩・・歩こう!。

※ ご訪問応援の皆さんに感謝して!。
有り難う!ランキング2位 11月8日
有り難う!ランキング2位 11月9日



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  1. 2016/11/08(火) 05:53:02|
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水に映る

  
  水に映る  いのうえ つとむ

山間に鏡のごとき
池あり
紅葉の樹々は秋を装い
金色に
燃えるがごとく
水に映りて

静寂は吾が心の中の
・・池の鏡よ!
静かに揺れて
水面は輝くさざ波
生きる喜びを
この胸に秘かに抱く


越後悠々散歩さんの『鏡池』の写真を拝見して
また多くのカメラマンの皆さんの
雄大な秋の風景から
僕の心の中の心象スケッチです。
ありがとうございました。

※ ご訪問応援の皆さんに感謝して!。
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有り難う!ランキング2位 11月 2日
有り難う!ランキング2位 11月 3日
有り難う!ランキング2位 11月 4日
有り難う!ランキング2位 11月 5日
有り難う!ランキング2位 11月 6日
※ マッサージの『揉み返し』がひどくて腰痛に苦しむ。
有り難う!ランキング2位 11月 7日






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  1. 2016/11/01(火) 14:45:44|
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行く秋


   行く秋  いのうえ つとむ

午前九時の
遅い朝の空は
憂いの眼差し
二声鳴いて
飛び去る鴉の声は
何処か空しい

風もなく
薄墨色の雲行きは
絹糸の様な
雨が降っているのか
木の葉が濡れて
窓から見える

風の便りに聞く
竹馬の友は
次々と
地球を去っていつた
行く秋を見送るように
去って行った



11月になって
今年の年賀状が販売されたという。
もう年賀状かと思うほど時の流れるのが早い。
左側の腰と膝が痛むので
ここにきて訪問マッサージの治療を受けている。
寝たきり老人になるのを恐れて
団地の階段で・・脚を鍛えている。
頑張れ!
頑張れ!
と自分に言い聞かせて。

※ ご訪問応援の皆さんに感謝して!。
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  1. 2016/11/01(火) 10:33:07|
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