(しんめたち けむりただよう はこねやま)
3月1日火曜日
今一、体調が芳しくないので
次男がスマホで硫黄温泉を探してくれて
大学の駅伝で若者が汗を流した坂道を車で走った。
・・箱根の日帰り温泉を目指したが
カーナビが「目的地に着きました」と言っても
『・・煙漂う箱根山』が原因で倒産したのだろう
仙石原のその温泉は見当たらなかった。
車を止めたコンビニの前のペンションも
鎖が掛けられていて・・淋しく悲しい思いがした。
・・別の温泉を探そうと少し車を走らせたところ
車窓から道路沿いに『濁りの湯』という幟を見つけて
この温泉ホテルに立ち寄った。
フロントで入浴料を聞くと
『90分1200円』であり、入浴することにした。
・・しかしお客は誰もいなく
・・貸し切り状態だった。
湯から出て服を着ている時に一人入ってきた。
「お泊りですか」と聞くと
「はい」と笑顔で答えてくれた。
「お幾らですか」と尋ねると
「一泊、二食付きで12000円です」と教えてくれた。
お湯から出て
フロントの前の椅子に行くと
すでに若い女性が一人座っていた。
しばらくして五人ほどお客さんが到着して
その女性と待合わせていたのだろう
楽しそうに談笑するのを聞いた。
・・ホテルを出て
「立派なホテルなのに」と思いながら
閑散としているホテルの窓を見上げ
・・此れが箱根の現実かと痛感した。
大涌谷と思われる山の上を湯煙が静かに流れていた。
ご訪問の皆さんに感謝して!。
(2016・2・2)
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- 2016/03/02(水) 21:44:34|
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