葛の蔓ゆく当てもなく夏の空
葛の蔓雲追いかけて夏の空
ゆーらりと揺れし葛の葉風薫る
枯れ木また緑や緑くずの蔓
野薔薇悲し葛の蔓に抱きつかれ
夏空や手を振る如く葛の蔓
風薫る物言うており葛の蔓
葛の蔓道にはみ出し風薫る
やんわりと肩に触れるよ葛の蔓
夏鶯の声透き通る葛の中
つとむ
朝散歩をしていて近くの山に向かい坂道を登って行った。
途中で見たのは葛(くず)の蔓が枯れ木を這い上がり
空に向かって流れる雲を追いかけて揺らいでいた。
何という強い生命力かと感じいった。
花という花に抱き付いて
荒れ地を我がもの顔のように茂っていた。
今日は工藤さんと酒巻さんと三人で
センター北の難波さんの店に行ってきた。
夕食の釜飯は酒巻さんが支払って御馳走してくれた。
楽しい一日であった。 (2015・6・23)
秀句鑑賞
夏空やポプラは遠くでもわかる 上村 占魚
何という爽やかな句。十七文字の妙!。
俳句はこうあるべきだと思う。
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- 2015/06/24(水) 00:03:40|
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