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走れ!でんどう三輪車
齢70にしてブログなるものに挑戦!人生まだまだこれからですよね(^^)//。俳句や詩歌を趣味として又釣り人として、 、、、、、はたまた「でんどう三輪車」として、日々の出来事を綴ります。

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虹の階段(再)

 虹の階段  いのうえ つとむ

さよなら さよなら
さよならとも言わないで
君はどこかに行ってしまった

今 君は何処にいるの
あの空の遠くにいるのなら
虹に階段を付けて降りておいでよ

でもそんな無理を言うのは止めようね
君が残してくれた思い出が
大事にしまってあるから

その思い出を その思い出を
君が残してくれたその思い出を
時々取り出して会うことにしようね

ああ ブランコに乗ったね
後ろから背中を押したら
髪をなびかせ揺らしたね

小さかった君の笑顔を見に
又 母さんと二人で
あの公園に行ってみるよ

寂しくないといったら嘘だね
悲しくないといったら嘘だね
それは辛い嘘だね

寂しくても悲しくても
それを乗り越えて生きるよ
明るく強く君の分まで生きるよ

朗らかに 
いつも朗らかに
  
 
(2005・6・11)


最近は悲しい殺人事件が多い・・なかでも痛ましいのは多摩川の河川敷で無残に殺害された少年のこと・・親はどんなに悲しかろう・・そんなことを思って以前書いた詩を読み直して亡き娘を偲び・・心が痛む。・・心が痛むとは・・錐で心臓を突きさされている感じ・・子に先き立たれた親の悲しみ・・それは計り知れない。・・ただ少年のご冥福を祈るのみ。  (2015・2・28) 




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  1. 2015/02/28(土) 11:57:17|
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今日という日

 今日という日  いのうえ つとむ

交わす笑顔はいつものように
交わす言葉もいつものように
消えていった
今日という日

時計の秒針が
規則正しく時を刻み
その静かな音は
・・嫌でも齢を重ねていく

空高くジャンボジェット機が
チョークで線を引いていくように
かもめが飛び交う青い海原の
白いスクリユーの泡立ちのように

人生の航跡を残して
記憶という日記を残して
消えていった
今日という日

 (2015・2・28)





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  1. 2015/02/27(金) 17:11:59|
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伊勢原へ

2月21日土曜日・・にこにこにっこりの工藤さんと二人で伊勢原のダイエイ店にあるファイテンに行ってきた。一級建築士の工藤さんは精密機械?バスの乗り換え・・地下鉄・・小田急と時間表を調べて計画を立ててくれた。行き当たりばったりの僕とは大変な違い。おかげで苦労せずに小さな旅が出来た。伊勢原の店に移動した難波さん・麻美ちゃんが笑顔で迎えてくれた。店の様子も洋光台店と同じぐらいの広さだ。元気いっぱいの笑顔の麻美ちやんに会うとタイムスリップしたようだった。お客さんも所変わればで純朴な人が多いように見えた。お昼は三人で食事をした・・麻美ちゃんが御馳走してくれた。いっぱい元気と笑顔をもらってきた。上岡で工藤さんと夕食を共にした・・美味しい釜飯を食べて帰った。何よりも晴天で楽しい小さな旅であった 




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  1. 2015/02/23(月) 09:28:59|
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また・お詫び

また・お詫びです。
今までパソコンが何度もストを起こして・・ワープロ感覚でしか・・知らないところを開くことが恐ろしくて出来ませんでした。
よって『訪問者リスト』も『ブロック拍手』も開いていませんでした。パソコン教室に通い・・少しパソコンに慣れて来て最近初めて開けてみて多くの方の訪問を知り・・また『ブロック拍手』に沢山のコメントを頂いていることを知りました。お返事が出来ないままで本当にすみませんでした。有り難うございました。                (走れ!でんどう三輪車)





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  1. 2015/02/20(金) 22:03:12|
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キャベツの葉

  キャベツの葉   いのうえ つとむ

どのキャベツも
青い葉を剥がされて
並んでいた

陳列する前に
スーパーの店員さんが忙しそうに
キャベツの葉を剥がしていた
外側の青い葉を剥がしていた

剥がされた葉は
みずみずしい綺麗な葉っぱだ
キャベツや大根の葉を捨てるのは
もったいないなー?と思うのは
僕だけだろうか

「食べてください」と
キャベツの葉が言っているので
手にとったが・・止めた
人の流れに逆らうことは
・・勇気がいるね



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  1. 2015/02/19(木) 21:30:53|
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虹(再)

撮影・かぜくささん
 
 虹   いのうえ つとむ

もしも虹に階段が付いていたら
再び会えるでしょうね

もしも虹に階段が付いていたら
「父さんごめんね」と言って来るかい

もしも虹に階段が付いていたら
「母さんごめんね」と言って来るかい

もしも虹に階段が付いていたら
「ごめんよ」と僕も言うよ

もしも虹に階段が付いていたら
一緒にコーヒー飲もうよ

もしも虹に階段が付いていたら
レストランでお食事しようね

もしも虹に階段が付いていたら
一緒に旅に行こうか

もしも虹に階段が付いていたら
スイスが良いかい それとも フランスにしようか

もしも虹に階段が付いていたら
兄さんも 姉ちゃんも一緒が良いね

もしも虹に階段が付いていたら
お友達も一緒に連れて行こうか

ああ・ そうしよう そうしよう
みんな 一緒が良いね

もしも虹に階段が付いていたら
もしも虹に階段が付いていたら

(2005/6/2)

☆今年小学2年生になる孫が・・壁の写真を見て「あれだーれ」と聞いた。母親の長女は「おかーさんの妹の陽子ちゃんよ」と答えた。17歳でこの世を去った・・生きていればたしか42歳か?・・時の過ぎるのは速い。(2015・2・15)

☆かぜくささんのお写真をお借りしました
・・リンクの中の『・・かぜくささん』の素晴らしいお写真をご覧くださいね。









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  1. 2015/02/15(日) 22:00:49|
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心のカレンダー2月

2月
 カレンダー2月の画像(横浜球場で撮影)

  (心のカレンダー2月)  
     青い空   いのうえ つとむ

青い空が見たい
二月の空は雪曇り
ヘリコプターが
窓ガラスを震わせ
空を横切っていく

この冬は悲しい知らせばかり
人はいつか別れるのですね
君は電話の向こうで泣いていた
その悲しみを僕も知っている
だから心が痛む

今まで話を交わした
その人は今はいない
だから写真と向き合い話しかける
けれど返事がない
それが辛い

今は只
青い空が見たい
黄色い花を咲かせたい
元気を出そうよ!
君も僕も







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  1. 2015/02/10(火) 04:57:17|
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夢の中

  夢の中  いのうえ つとむ

・・僕の青春が爆発した
・・夢の中で

・・体がついていかない
・・これが現実





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  1. 2015/02/09(月) 19:57:31|
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心のカレンダー1月

1月
 2015年のカレンダー1月はこの写真を載せる(横浜球場にて撮影)

(心のカレンダー 1月)  
   銀杏の葉   いのうえ つとむ

走っている車の窓から
銀杏の並木が見えた
「銀杏の葉がまだ残っているよ」
「ほんとだ散っていない」

ほとんどの木が
葉を落として
竹ぼうきのような姿で
青い空を見せているのに
あの銀杏の木は・・散ることもできず
黄色い葉を風になびかせている

何かやるせない
もう一月というのに




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  1. 2015/02/05(木) 10:18:13|
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カレンダー表紙

表紙
 2015年 カレンダー表紙 (撮影横浜球場)

  心のカレンダー   いのうえ つとむ

2015年のカレンダーが出来て
一年を毎月振り返って
心のカレンダーとして
足跡を残す
これが・表紙
親友美香ちゃんからの宿題です
頑張ってみよう。




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  1. 2015/02/05(木) 09:21:54|
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初めての詩・風

  風     いのうえ つとむ

風よ 私の頬を障子の隙間から
 そっとなぜてくれた 風
もう一度 ベットにもね
ベットは私を寝かしてくれるんだ
          {昭和24年・中学一年}

 小学校5年生の時、当時死の病と言われた結核になった。父をはじめ叔父も叔母も次々と病に倒れて、家族は「肺病がうつる」と言われて嫌われた。極度に病気の伝染を恐れた担任の先生の態度に人間不信になった。小さな胸を痛めて・生きるとゆうこと?なぜ病気になったのか?人はなぜ死ぬのか?ため息をつきながら考えた。あまりため息ばかりついているので父が心配した。  1年休学して落第した。少年の僕にとってつらい出来事だった。今までの同級生が先に卒業していくとき一人泣いた。
 中学になっても、1学期2学期と休学した。担任の先生が見舞いにこられて「このままだと進級できないので遊びに来るつもりで良いから学校に来るように」と進められて、医者に相談して3学期から出席した。そのとき学校新聞に掲載された詩である。



 病室      いのうえ つとむ

僕には 幸福な部屋があった
それは狭い粗末な部屋のように
  人間どもは言うが
僕にはそうは見えない
にぎやかで楽しく親切な部屋であった
 どうしてと言うと
ベットは古い林檎箱が二つと
雨戸で作ったもので
しっかりと抱いてくれたし
それにとっても温かい
母の作ってくれた木綿の布団もある
隅のほうでは本箱や机が
 いつも話しかけてくれたよ
朝ともなれば 小鳥や木の葉がやってきて
 見舞いに来てくれたよ
だが人間どもはこの病室を見ると
病気がうつると言って
 跳んで逃げて行ったよ
でもこの部屋は 僕にはやさしい部屋だ。
       {昭和25年・中学2年・国語の時間で作詩}

僕はこの頃、『健全なる身体に健全なる精神が宿る』という言葉が一番嫌いであった。体の不自由な者や病身の者には『健全なる精神』は宿らないのかと心の中で一人・反発した。長い間・床についていると体温で畳が体の形に腐ってくる。また畳の上に布団を敷いて寝ると埃を吸う。だから父と二人・雨戸のベットを作ってもらい、枕を並べて絶対安静の日々が続いた。まだストレッフトマイシンのような特効薬が無かった。「生卵を胸の上に乗せていると思って安静するんだ」と・・父の口癖だった。安静しか治療する方法は無かった。 

☆最近ブログを読んでくれる方達から・・「どうして詩を書くようになったの」と聞かれて・・「僕は学校にも行けなくてね」とお話しをしていますが、この二つの詩が始まりです。 






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  1. 2015/02/02(月) 20:58:43|
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座右の言葉

座右の言葉にしよう
   老子の言葉

「知る者は言わず,言うものは知らず。」

「どの分野であれ、その核心部分について深く知っている人は、おのずと言葉を選び・慎重になる。知っていればいるほど、軽々に断じてしまうことを恐れる。得意げにまくし立てている人が知っていることは、たかだかである。知っている限りのことを吐き出しているだけのこと」

田舎に帰って92歳になる母と話しているとき、ふと、膝の上の中日新聞に目を落とすと「老子の言葉」が載っていた。番号が打ってあり毎日掲載されているようだった。

日常的には心得ていると思っていたが、母の話を聞きながら、ふと目にした新聞の「老子の言葉」がなぜか母の忠告のような気がして、話す・にしろ、書く・にしろ、座右の銘にしようと思った。

70歳になっても息子は息子。母はいつ会ったときも事細かにいろいろと忠告してくれる。有り難く思う。

(2005・5)
この言葉を忘れないために (2015・2・) でんどう三輪車





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  1. 2015/02/02(月) 15:51:53|
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