
桜と草の葉
散る桜 いのうえ つとむ
ふわふわ
ふわふわ
桜の花が散っていた
華やかに
散っていた
そして
ひとひらが
淋しく
草の葉の上に
舞い降りた
草の葉は
わずかな土埃の塊に
その命をつないでいた
コンクリートの
継ぎ目の
わずかな隙間に
雑草の命をつないでいた
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雑草・考察
踏まれても 踏まれても
立ち上がる 強い草
強くたくましい 植物
そう思っていた。
だが本当は弱い植物だという
弱い生き物だという
だから多くの植物が生存競争を繰り広げる
森の中では生きていけないので
草取りされる田畑や
人に踏まれる道端などに生えて
他のものが選ばない場所でも
環境に耐えに耐え
花を咲かせ・種を残して生きていく
これが雑草だという。
子孫繁栄の目的を果たすのが
雑草魂だという。
「たくましさ」「したたかさ」を身に着けた
逆境をプラスに利用する生き方
・・それが雑草魂だという。
(静岡大学教授・稲垣先生の公明新聞の記事
・・雑草は本当に強いのか?・・弱いからこそ身に着けた「たくましさ」「したたかさ」を読んで)
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- 2015/01/09(金) 10:39:58|
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