台風を察知してか鷹発たず つとむ
サシバという鷹は越冬のためツバメのように南の国に渡るのである・・長野や関東の山々からこの伊良子岬に集まり一斉に飛び立つ姿は勇壮で有名である・・この日は晴天あったけれども台風が日本に接近していて鷹は本能でそれを感じているのか飛び立つ事は無かった。
10月4日12時30分・・豊橋の駅に集合・・伊良子ビユーホテルの迎のバスに乗り伊良子岬の山頂のホテルに向かう・・豊橋の駅から思っていたより遠い道のり・・メロンや花の温室が道路沿いに並び特徴のある家が軒を連ねていて窓の外を楽しんだ。
伊良子岬の海を一望に出来る見晴らしの良いホテルだ・・ホテルの玄関先や駐車場の広場で双眼鏡や特大の望遠レンズをつけたアマチャカメラマンが空を見張っていた。
伊良子岬はサシバという鷹の群れが南方に飛び立つところで有名な岬である。千葉から来たという婦人が詳しく話してくれた・・サシバのほかに蜂を主食にしている鷹がいるそうだ・・夕方晴れた空に30羽程のサシバの群れを見た。
同窓会は男子8人女子12人先生2人の22人、健康で出席できた面々・・戦中戦後の厳しい小学生時代をすごした懐かしい顔ばかり・・白髪と禿げの今は爺さん婆さんではあるが話をしているうちに男の子であり女の子にかえって楽しい一夜を過ごした・・それにしても鈴木とみ子先生小林光先生・・二人の先生は若い・・74歳73歳の我々より10年も人生を長く経験されているというのに本当に若い・・光先生が「配給の靴を双子なので2足下さい、片方だけでは困ります・・と勤君のお母さんが話されたことが自分が双子を育てて良くわかりました」と話されたことが心に残った・・片方の兄はもう出席出来なくなった・・とみ子先生がいつものように舞を舞って下さった・・本当に若々しいと思った。
床についてから雄策君と俳句談義になり明け方まで話した・・「もみじ葉を胸に集めて露天の湯」という俳句が菓子屋の広告で11月の週刊誌に載ると話してくれた・・大須賀君と大桑君に再開できた事も嬉しかった。
また四日市にお住まいの久子さんがこのブログ『走れ!でんどう三輪車』を読んで下さっていた事は何より嬉しく思った。
世話役の今泉雄策君が『一期一会の同窓会』と名付けたようにすでに兄を含めて14人の級友が個人となってしまった。
毎年同窓会が行われるが雄策君のような面倒見の良い人がいるので継続できるのだと思う・・有り難いことだと思う・・来年も元気で参加したいものだと願っている。
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- 2009/10/08(木) 12:03:58|
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