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走れ!でんどう三輪車
齢70にしてブログなるものに挑戦!人生まだまだこれからですよね(^^)//。俳句や詩歌を趣味として又釣り人として、 、、、、、はたまた「でんどう三輪車」として、日々の出来事を綴ります。

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白いシャツ

『 使ってね と心のこもった 古いシャツ 』
    でんどう三輪車 (絵夢ちゃんのしりとり川柳より)

・・親愛なる友が使いなじんだフードつきの白いシャツをくれた・・真心が何より嬉しい。
・・30歳は若返ったかな???。 (2009・5・27)





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  1. 2009/05/28(木) 01:47:06|
  2. 私のうた|
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ああ! 鳥になりたい

 ああ! 鳥になりたい    いのうえつとむ

大空を
また海面すれすれに
緩やかに
白い羽根を羽ばたいて
鳥が飛ぶ

ああ! 鳥になりたい
この手がもっと自由に
この足がもっと軽く
動けたらいいなと
・・あなたは思う

車椅子も
松葉杖も
使わなくていいようにと
・・あなたは思う

でも
あなたは
鳥のように
大空を飛ぶ事が出来る
自由に飛ぶ事が出来る

それは
あなたが優しい心だから
それはあなたの心は
鳥よりも 
もっと自由だから

(2009・5・26)この詩は絵夢ちゃんに贈.る。
そして松葉杖と車椅子のブログの友に贈る。





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  1. 2009/05/27(水) 10:31:44|
  2. 私のうた|
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若鮎が跳ねる

 若鮎が跳ねる  いのうえ つとむ

なんと綺麗な川だろう
なんと軽やかな瀬音だろう
新緑の山々に囲まれて
清流に足を入れて
竿先をじっと見つめる
五色の目印をじっと見つめる
釣れても
釣れなくても
川風に身を包み
この一時を楽しむ
時々
川面に鮎が跳ねる
・・若鮎が跳ねる
ああ・・時間が消えてしまった
  (2009・5・21 興津川にて)



*コバルトブルー

5月21日静岡県の興津川に鮎釣に出かけた。
前日の夜中に次男が車で有山さんの家に送ってくれ有山さんの家に泊めていただいた。
午前2時半に中村さんと歯医者の竹川さんが迎に来てくれ竹川さんの車で興津川に向かった。
初めての興津川は想像していた以上に綺麗な川だった。
水は透明で濁り無く深みはコバルトブルーだ。
山の木々と竹やんぶの緑が主張し合うかのように彩っていた。
木陰では鶯が鳴き競っていた。
釣果は15でした。


*無いウエイダーが無い。

5月24日朝4時に狩野川に有山さん中村さん竹川さんと竹川さんの車で出かけた。
津田囮釣り具店にに到着して・・いざウエイダーをはこうと思い預けておいた物置を見たが買ったばかりのウエイダーが無い・・囮やの津田さんに言って探してもらったが何処にも無い。
常ずね「うちは誰も盗っていくようなお客さんはいないよ」と言っていたが「こんな事は初めてだよねー」と言いながら囮やさんが心配して以前使っていたウエイダーを出し貸してくれた。
無くなったのは真新しいウエイダーで名前を書いてあるので間違ったとも思えない。
釣り人にも良い人もいれば、そうでない人もいるという事だ。
雨の降る中の釣はちなみに4匹の成果でした。




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  1. 2009/05/26(火) 19:07:01|
  2. 渓流に鮎を求めて|
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小さな温もり

 小さな温もり  いのうえ つとむ

東の空が赤く燃えて
風が暖かくなる前に
若草が緑に燃えて
地面がぬくもる前に
あなたの胸に
小さな温もり
赤ちゃんの温もり
其の温もりは
何よりも暖かい
ストーブよりも
電気毛布よりも
もっと暖かい
・・母と子の愛の温もり

 (2009・5・18)この詩はのりよさんに贈る




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  1. 2009/05/19(火) 06:23:22|
  2. 私のうた|
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 鮎釣の下見に

「今日河合さんと山梨の桂川に鮎の年券を買いに行きますが川を見に行きませんか、来れるようなら9時までに相鉄の『さがみ野駅』に来てください、迎えに行きますから」と昨日の朝6時ごろ有山さんから電話が入った。

夜に電話をくれたのだが出られなかったので取り急ぎ朝になって電話を掛けてくれた。
洋光台駅の近くに来ると急に雨が激しく降ってきた。
横浜の駅で相鉄に乗り換えて急行に乗った。
電車の中で熱のあるような顔をした女子高校生がいたので、新型インフルエンザかも知れないと思い用心して隣の車両に移った。
病気上がりで体力が無いので風邪を引かないようにと思った。
関西の高校生が何人もこの新型の豚風邪にやられているとニューウスで報じられて『関東も時間の問題だ』と思いながら座席に寄りかかっていた。

さがみ野駅に到着して早速有山さんに電話をして迎に来ていただいた。
「このまま厚木の河合さんのところに行きましょう。チョつと早いかもしれないけれど」
横浜は雨がずいぶん降っていたが座間も厚木も道路は濡れておらずあまり雨は降らなかったようだ。

行く先の山梨の山々は黒い雨雲に覆われていた。
山道に入っていくと案外道路は乾いていて雨も降る様子は無かった。
緑の山・山・山の曲がりくねった道を登っていった。
囮やさんに行く前に途中の鶴川を下見に車から降りた。
橋の上から川を見ると鮎が群れをなして泳いでいた。

囮やさんで筍の煮つけとそうめんを頂いた話の好きなおばあさんだ。
俳句が好きで賞を頂いたと嬉しそうに話していた。
昭和5年生まれだそうだ。
元気で話し好きのおばあさんだ。
外ではメジロや朝鮮鶯がさえずっていた。

帰りにも鮎の川を三箇所ほど立ち寄って下見した。
山間の川の瀬音は快い自然の音楽だと思った。
「ここに今度テントを張って三日ぐらい野宿をしようかね」と河合さんが話してきた。
願っても無い事で出来る事ならそうしたいと早くも鮎釣の思いに胸がときめいた。

河合さんの家に寄って新しく作った鮎だモを見せていただいた。
良い『たも網』で・・贅沢を言えば欲しいなとも思った。
骨董やさんなので長野の倉から出た古い品物を数々見せていただいた。

帰りの途中に有山さんと「古釣具店」に立ち寄って鮎の釣り針や小物を買った、700円の物が50円ほどでメッポウ安かった。
お腹がすいてきたので大船の駅の中の『築地千』という立ち食いの寿司を食べた。
安くて美味しかった。
やっと寿司がいただけるように胃が快復した。
何でも『美味しく食べられる事』・・幸せがお腹を満たした。(5月18日記す)




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  1. 2009/05/18(月) 23:17:11|
  2. 渓流に鮎を求めて|
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心で見る心で聞く(再)

/////思い出のエッセー////////////////////////////////////////////

 黒いチューリップ  いのうえ つとむ

四月半ば,春といっても寒い日が続くこのごろ、今日も寒冷前線が空を覆っていて自転車のハンドルを握る手が冷たい。
メール便の配達コースで庭に花が咲き競う住宅地がある。今流行のガーデニングというのだろう、三色すみれの鉢が並び枝垂れ桜も咲いている。四季を通じてそれぞれの花の競演で見飽きることは無い。
その住宅の通りに「いちご堂」という小さな看板がある。鍼灸院の看板で毎日のように配達する家である。
中年の婦人がチューリップを鋏で切っておられた。鍼灸院の先生である。
「今日は、綺麗なチューリップですね」と挨拶して、メール便の封筒を手渡すと
「郵便やさんですか、お花をを持っているのでポストに入れて」
「メール便です、じゃあ、ポストに入れときますね」
「そうして下さい」
「大きなチューリップですね」
「でも、すぐ散ってしまうの」
「この黄色の花は芯のところが黒いのですね」
「そうなの?・・私は見えないのよ、だけれど紫の濃いのと違う?」
「そういえば紫かもしれませんね」
前にも挨拶をしたことが一度あったが初めて目が不事由だと知った。
普通の眼鏡をかけておられて外見では分からなかった。
「こちらの赤いチューリップのほうが濃い黒い色に見えますね」
「どれですか、これ?」
「よく見ると紫の濃い色ですね」
「オランダはチューリップの国でしょ、黒いチューリップで戦争したと言うからね」
「黒いチューリップ・・そんな謂われがあるのですか?」
「私は事故で見えなくなったの、最初は黄色い色や赤い色から見えなくなったのよ、色盲ってあるでしょう、ああゆう感じからね」
「大変ですね」
「私は見えないけれどね、お客さんが喜ぶと思ってね、ガーデニングの専門の方にお願いしているのよ。ところで貴方のお名前は?」
「井上と言います」
「どちらにお住まいなの。洋光台?」
「はい、五街区に住んでいます。うちの妻がローアなのですが、途中で失明されると大変ですね」
「いいえ、そうでもないわ。貴方手話されるの?」
「僕はしません、口話です」
「口を見て話すのね。私もね、点字しないのよ。小説もテープがあって聞けますからね」
「ああ!僕の同級生の仲の良い友達が、かれこれ20年ほどボランテアで小説など本の朗読をテープに入れていますよ・・夜中の2時ごろまで起きているとか」
「そう!有難いわね。人のためになることは良いことだわね。良い人生ね」
「なかなか出来ない事ですよね」
「お宅の近くに、・・・大嶋さんというローアの方がいるでしょう」
「妻の友達です」
「一度来られたのよ。災難にあったときに連絡できる会を作って市と話を進めているのだけれど中々はかどらなくてね」
「そうなんですか」
「でも最近は良くなったわね。ここのところ市のほうも良くなったわ。皆が変わってきたわ・・先日も二人の方が道案内をしてくれたの。以前は石をぶつけられたからね」
「今ははテレビでも手話をやるし社会の目が変わってきましたね」
「私たちは杖があるから外見で分かるから良いけれど、ローアの人は見た目では分からないから大変ね、以前の事だけれど張り倒されたことがあったと言うからね」
「以前はオシだのツンボなのと言われていたからね」
「私ね一度懲りたことがあるの。手話通訳が良くなくて誤解されてね。障害者同士でも意思の通じないことがあってね」
「手話も難しいからね」
「私パソコンをやっているのよ!文字が音声に変わるの!」
「そう!凄いね!僕もブログで詩やエッセーを書いているのです」
「何人の人が読んでくれているの」
「一日150人ぐらいかなあー」
「凄いはねー度読みたいわ。今度機会があったら読ませてもらうわ」
「ぜひ読んでくださいね」
「私ね、目が見えなくなってからお声で人柄が分かるのよ。今のほうが前より人生が充実しているのよ。見えるときは見逃していたことが見えるのよ」
「目が見えると表面だけしか見ていませんからね」
「外見で判断するのではないのよ。心の奥が見えるのね。怖いわよ!フフフ」
「・・・・・」
「貴方いい人だわね」
赤いチューリップも黄色いチューリップも芯の周りが濃い紫色の黒い色であることを、このとき・・しみじみと見ることができた。
いつもは通り一遍の見方でただ「綺麗だだなー」と見ていた花である。

(2006・4・16)

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 心で見る・心で聞く  いのうえ つとむ

今年は暖冬、暖かい日が続いて桜の開花も早いようだ。
気象庁も予報を間違えるほど暖かな日がしばらく続き、冬眠していた虫たちも早々と土から出て来たようだ。
しかしこの数日はまた寒さが寄りを戻して小寒い日が続いている。
桜の蕾も開花を目前にして足踏みしている。「寒いナー」といって首をすくめているようだ。
配達先の庭の「黒いチューリップ」も蕾を膨らせて開花の日をじっと待っている。

毎日、毎日慌ただしく生活していると、桜の蕾を見ても素通りしてしまう。
樹や花や虫たちの足音を心を澄まして「心で見て、心で聞く」ゆとりが今こそ欲しいと思う。・・春の暖かい風を頬に感じながら。

(2007・3・16)



最近この鍼灸院の先生が盲導犬に導かれて歩いておられるのをしばしば見かける・・盲導犬の落ち着いた品のある姿を見ると何故か心が和む。

( 2009・5・11)

(ぶくちゃん探すのが大変なので再びアップしました)




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  1. 2009/05/11(月) 23:48:00|
  2. 小説・エッセイ|
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順調に

5月8日に内視鏡の胃カメラを飲み治療の状況を見ました。
少しむせてしまいました。
「順調に良くなっていますよ」
「このぶんだとあと一ヶ月で手術の跡も綺麗に完治しますよ」
嬉しいドクターの言葉。

早期発見で本当に良かったと思います。
『胃がん』と聞いただけで身震いするほど恐ろしかったけれど、
何の痛みもなく治療できて感謝しています。

胃の内視鏡の検診を勧めてくださった担当のy先生有り難う。
手術してくださった先生有り難う。
お見舞いに来てくださったお友達や親戚や家族の皆さん有り難う。
そして心配してくださったブログのお友達の皆さん有り難う。



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  1. 2009/05/10(日) 00:03:02|
  2. 日々のできごと|
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