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走れ!でんどう三輪車
齢70にしてブログなるものに挑戦!人生まだまだこれからですよね(^^)//。俳句や詩歌を趣味として又釣り人として、 、、、、、はたまた「でんどう三輪車」として、日々の出来事を綴ります。

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桜の枝に小鳥の家族

1月14日、新年も明けてもう月半ば、日の経つのは早い事、早い事。
疲れがひどく、左の膝も痛むので、たまらず箱根の姫の湯の温泉に足を運んだ。日曜だと満員だが割合に登山電車も空いて合席で座らしてもらい座る場所があった。

前の座席の若夫婦は最初中国人かと思ったが小声で奥さんが話し出して関西の人だなと思った。
リュックから土産のお菓子を出して頬張っていて、餡が一杯入った美味しそうなお菓子だった。三分の一ほど口をつけ残りを旦那さんの口に運んだ。「美味しいね」と言いながら旦那のほうも一口食べてまた奥さんに返していた。「ほんとに美味しいね・・甘さがひつこくないやろ」と言って奥さんは美味しそうに最後の一口を食べていた。一杯餡の入った夫婦愛の入った[お菓子のキャッチボール」だと降りるまで眺めていた。

最初に中国の人かと思ったのは何故かと言うと主人と思しき男の人の言葉が小声で口ごもっていて分からなかったからだ。奥さんにはきっとどんなに小声でも目と目を見合すだけで通じるのだろう。幸せな夫婦だなと思った。

最近は主人を切り刻んで捨てるような殺人事件があったばかりだ。残酷な事件が多くて、夫婦とは、家族とは何だろうと思う此の頃である。
先日テレビで「孤独死」というのを見た。たしか昭和35年に最初に出来たマンモス団地の事である。離婚して子供とも離れ、たった一人でコンクリートの部屋に囲まれて誰にも見守られる事なく孤独に死んで行った。近所の人が気がついて三ヶ月も経ってから戸が開けられた。
息子というのが「こんなに早く死ぬとは連絡してあげれば良かった」と言っていたが後の祭りだ。親兄弟の温かい絆が失われて此れが現実の社会現象だと思う。僕の近くの団地でも同じような50歳代の男の孤独死があった。
この松戸の団地では孤独死があまり多いのでボランテアで相談室を設けて活動している様子が紹介されていた。50歳から60歳代の人が多いという。人生まだこれからだと言うのに生きる気力を失ってしまい外に出ないので隣近所の付き合いも無いのだろう。
誰にも引き取られずに無縁仏となって市役所の車に遺骨が運ばれていくのを見てなんともいえない寂しいテレビの映像であった。
「家族とは良いものだな」と登山電車に乗り若夫婦の様子を見ながら、家族連れの笑い声を聞きながら、孤独死のテレビの映像を思い出していた。

姫の湯の温泉に11時半についたので隣の小さな公園で弁当を食べる事にした。
コンビニで買ってきたシュウマイ弁当を広げていると、頭上の桜の枝に六羽ほど小鳥が飛んできた。まだ硬い枝先の芽をついばんでいた。
よく見ると「うそ」と言う面白い名前の小鳥である。自然の中では初めて見た。鶯より少し大きい小鳥である。一月の硬い桜の小枝の芽をついばむ小鳥の家族を微笑ましくしばらく眺めていた。家族や友人の有り難さが小鳥の声を聞きながら身に沁みる思いであった。
少し寒い風に当たっていたのでゆっくり温泉で心も体も癒して来た。





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  1. 2007/01/15(月) 09:45:43|
  2. 小説・エッセイ|
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