地球丸ごと・ご案内
地球丸ごと人工衛星の写真から・・
何処でも見ることが出来ます。
お友達の住所を入れると・・
ぐるぐるちょんと・・
家が映し出されます・・
好きな観光地もなんのその・・
世界中が手に取るように・・
拝見できます・・
まずはお楽しみ。
但し・・蟻の道だけは写りませんよ。
リンクの「Google Earth ・地球儀」をどうぞ
(http://earth.google.co.jp/)
(2006/8/19)
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- 2006/09/19(火) 21:24:43|
- 日々のできごと|
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キャベツとダイエット いのうえ つとむ
先日テレビでダイエットの話をしていた。腹の出た超肥満の男性の写真と、スマートな同じ人の写真が並べられた。人気番組だからご覧になった人は多いと思う。その人はお医者さんでダイエットに無理なく成功したのである。それがキャベツを食事の前に生で食べて成功したと言うので、ハタ!と見当たる事があった。
それは厚木のタモ名人、鮎釣の師匠の河井さんである。昨年お会いした時、一見して糖尿ではないかと思い「糖尿は恐ろしいよ、僕の友人で失明して、透析をやり・・そして今は息をしているだけ」・・「もし友人の事がなければ、自分も後1年も手を打たずにいれば、失明は間逃れなかった」とくどいほど話した。
「失明は突然襲ってくる、朝まで何も無かったのが顔を洗ってタオルで拭いたところ真っ暗で何も見えなくなったと聞いている」と真剣に話をした。
タモ名人河井さんはその時74キロの体重で食前の血糖値が245であった。以前警察官であったころは確か80キロと聞き覚えている。血統測定器が2個あったのでお渡した。
後日鮎釣の時に車の運転をしながら「眼が見えなくなったらオレは自殺するよ・・と言うと・・うちの奥さんが凄く怒るんだよ・・眼が見えなくなったら好きな鮎釣に行けなくなるからなー」と話をされていた。
聞いていて心配でたまらなかったので病院に行くように話をした。
それから年が明けて鮎の季節が来てまたお世話になった。
本厚木の駅前まで迎に来てくれた師匠の河井さんを見て驚いた。人違いではないかと言うほど痩せている・・もしや糖尿病が原因で痩せたのではないかと尋ねたほどだ。
重度の糖尿病になると体重が激減すると聞いていたから。
そのような僕の心配をよそに、ニコニコしている河井さんは「食事で減量したんだよ」と言われたのでひとまず安心した。
「74キロの体重が今54キロ・・ここまで痩せると体力が無いので川の流れの強いところには入れないよね・・危なくて」と言われていた。
夕食の時「此れが僕の夕食だよ」と見せてくれたのは大皿に山盛りにしたキャベツの千切りに、ちょこんと乗せた魚のカンズメ。
お酒大好き・・甘いお菓子大好き・・間食は常・・此れが今までの食事だそうで・・今はお酒は控えて間食は無し・・その努力に感服した。
ダイエットは簡単ではない、急にするとリバウンドして元の木阿弥と言う人が多い。
河井さんの信念の強さに尊敬の念を抱いた。中々出来ない、苦労しているのが多くの人だ。
早速テレビの話しを電話して河合さんに現状を確認した。
「本当?・・キャベツがそんなにいいの・・じゃあ・・キャベツが良かったんだね・・今は61キロだよ・・54キロでは辛いからね・・血糖値は110~120だよ・・ああ・・それから・・かぼちゃも主食だったね・・毎食かぼちゃ1個の6分の1・・ぐらいかなー」
こともなげに話してくれる鮎釣の師匠の河井さんである。
「18日にうちのが(奥さん)おはぎを作るから来ない?」
「へー甘いものだねー・・18日は用事があるのだけれど」
・・考えた見ると用事は午前中だ、午後なら行ける、「甘いおはぎ」をご馳走になろうと思っている。
(2006・9・12)
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- 2006/09/12(火) 21:17:39|
- 小説・エッセイ|
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秋の蝶 いのうえ つとむ
秋の蝶はどこか寂しい
番の蝶が
残された時間を
絡み合い
絡み合い
飛んでいた
秋の蝶はどこか悲しい
一匹の蝶が
風に身を任せて
ひらひら
ひらひら
飛んでいた
一寸の虫にも愛
一寸の虫にも命
秋はやがて冬となる
(2006・9・12) NO・387
この詩は・りょうさんの今日の一句に寄せて(ランタナさんの所です・・何時も素晴らしい「山頭火」風のりょうさんの俳句が一日を豊かにしてくれます)
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- 2006/09/12(火) 11:58:56|
- 私のうた|
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鮎、そして出会い いのうえ つとむ
緑の山々に囲まれて相模湖を過ぎたころ河井さんが運転しながら「こんな事を聞いてもいいですか」といつものように前置きしながら話をされた。
「前世はあるのでしょうか」
「どう思います」
「死んだ跡はどうなるでしょうかねー」
「僕は戒名などはいらないからと何時も妻に言っているのです」・・と
立て続けに話される事が生命論で運転しながらの話としては重すぎて返事を考えていると河井さんの話はどんどん進んでいった。
僕は話が一区切りしてから「日本は仏教国だから輪廻の思想が根底に有り・・三世の生命観を心の中に置いていますよね・・東洋の仏教国とキリスト教の西洋とは根底から違うと言いますからね・・ブログでスイスの「みんつ」さんが書いていますが、ストレスから開放されるのに10年は掛かるそうです・・日本人と気質がずいぶん違うようですね『スイスは観光に来るところで住むところではない』とも言われていますよ」
「ところで戒名なんか要らないですよね」
「坊主の金儲けの手段ですよね」
「院をつけるだけで何10万も時には何100万も取られますから」
河井さんも「戒名がなければ成仏しないなんておかしいよ・・じゃーキリスト教徒は成仏しないのか?・・と言う事になるよね」と話を続けられて、
「坊主の金儲けだよね・・一度死んで生き返った人が戒名で呼ぶのか・・呼ばないでしょう・・普通の名前だよね・・だから僕は戒名は付けないよ」
創価学会の葬式は『友人葬』といって宗門の寺と決別してからは・・僧侶のお経も無く、創価学会の幹部の導師で友人が集い法華経の勤行と題目を上げて爽やかなお葬式だった・・勿論戒名は付ける必要は無く「俗名」であった。
此の『友人葬』が本来の葬式だと創価学会の人は言っていた。
戒名一つとっても河井さんは苦労人だけあって社会を正眼していて、流石だと思った
僕も「俗名・井上 勤 之霊」と書いてくれればそれが一番良いのだ・・と考えをめぐらしていると・・河井さんは話を続けられた。
「妻は『幼くして死んだ子は早くあの世に逝って幸せに暮らしている・・だから可哀想ではない』と何時も言うのだがねー」
日本人の多くは阿弥陀経の西方浄土の念仏思想が根ずいていて・・美しい夕日の彼方に死後の平安を求めているのだなと思った・・お釈迦様はどうしてこの璽前権教を捨てて法華経が真実だと言うのだろうか・・西方浄土の死後に美しく安らかな仏を求めた教えから・・法華経の成仏は生前の個々の命の中に仏界と言う最高の命が存在していると説いたのか・・宇宙全体が生命の根源で縁に触れて・・人間に生まれたり犬猫・虫に至る動物に生まれてくると言う・・人間に生まれてきた事がどんなに素晴らしいかと説いている・・一説には衆生の気根が幼くて高度な法の法華経を説いても幼稚園の子供に大学の学問を教えるようなもので聞く耳を持たなかったからだとも言われている・・阿弥陀経と法華経はまるきり相反して逆転した話なので・・誰もが困惑してしまう・・そんな事を考えていると・・河井さんは出会いの不思議さに話を進められた。
「こうして井上さんと話をしているのも不思議だね」
「相模屋さんの鮎釣ツアーで河井さんの釣っている川下に来て・・『ここで釣らして下さい』と声を掛けたことが二人の縁ですね・・『井上さんの笑顔が気に入った・・お付き合いしましょう』と河井さんに言われて今日があるのですね・・こうしてお世話になるのは本当に夢のようです」
「生まれてくるのも不思議だよね・・人間に生まれるのか・・犬や猫に生まれるのか」
「人間に生まれても戦乱の中で生まれるのも可哀想だね・・不思議だよね」
「貧富の差もあるし奴隷になった人もある・・本当に不思議だね」
「・・井上さん聞いてくださいよ・・警察学校を卒業して初めて赴任したのが新宿の交番でしたよ・・そのとき若い娘さんが『家の前に何時も駐車されて困っています・・何とかして下さい』と言ってきたのが今の妻です・・綺麗だなー・・可愛いいなー・・と思いましたよ・・もし新宿の交番に赴任しなければ・・もし駐車違反がなければ・・今の生活は有りませんね・・子供たちの生活も有りませんね・・出会いとは不思議だよね」
「そういえば・・僕ら夫婦が・・一緒にならなければ子供も生まれてこないし・・今の子供たちの生活もない事ですね」と河井さんは感慨深そうに話された。
河井さんご夫婦の出会いを聞いていて自分の出会いを話そうかと思っていると桂川に着いてしまった・・自分の出会いはまたのお楽しみにして・・鮎釣に心がときめいてきた。
それにしても囮鮎に体当たりをして・・鋭い針に掛けられて釣られてしまう鮎・・此れも鮎の悲しい出会いなのだろう・・そんな事を思いながら清流に抱かれるように鮎釣に没頭した。
(2006・9・7)
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- 2006/09/07(木) 07:22:54|
- 渓流に鮎を求めて|
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