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走れ!でんどう三輪車
齢70にしてブログなるものに挑戦!人生まだまだこれからですよね(^^)//。俳句や詩歌を趣味として又釣り人として、 、、、、、はたまた「でんどう三輪車」として、日々の出来事を綴ります。

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薊の花

  薊の花 いのうえ つとむ

薊の花は
緑に萌える草の中
五月の空は晴れ渡り
ツバメの翼がよぎる時
空を仰いで野辺に咲く

ああ!
薊の花よ
綺麗だけれど触れられない
何故だか棘が痛そうで
触って見たいが止めとこう

暗い夜道で呼び止められた
厚化粧の女のように
悲しい女の生きる道
迷うてならぬ色の道
そんな思いがよぎる花

薊の花の悲しさは
その棘ゆえに
愛されず
その棘ゆえに
触られぬ

夜の女の立ち姿

(2006・26)NO・336

残業で遅くなり最終電車に間に合うように急ぎ足で歩いていた
街角の暗がりから若い女の人に「遊んでいかない?」と呼びかけられた
「またね」といつて逃げるように駅に急いだ
若い女の目は寂しい目をしていた
体を売って生きる女は卑しい女と言われるけれど
生きていく最後の砦だろうか
あれから30年も経っている。

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薊にはこんないわれが・・(雨ちゃんが教えてくださいました)

さともようあざみのいろぬい
花街模様薊色縫


【別の名前】
いざよいせいしん
十六夜清心

【うんちく】
安政六年(1859年)初演。作者は河竹黙阿弥作。世話物の人気狂言。
実在した人物(小塚原で処刑された盗賊の鬼坊主清吉と、遊女との色恋心中)
実際に起こった事件(江戸城の御金蔵破り)を題材にしたものだそうで、
そのために幕府から弾圧を受け、大当たりながら35日で中止されたという。

*雨ちゃん本当に有り難う!


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  1. 2006/05/26(金) 08:39:09|
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