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走れ!でんどう三輪車
齢70にしてブログなるものに挑戦!人生まだまだこれからですよね(^^)//。俳句や詩歌を趣味として又釣り人として、 、、、、、はたまた「でんどう三輪車」として、日々の出来事を綴ります。

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坂道

 坂道  いのうえ つとむ

急な坂道が延々と続く
山を宅地にした住宅地

車で走ればなんでもないが
歩くと大変だ

子供を二人乗せた乳母車
女の子とその弟の男の子

若いお母さんが押していく
歯を食いしばって押していく

・・「この坂 大変だね」
・・「ええ 体力付きますわ」

途中に来てとうとう たまらず子供を降ろした
子供は自分で歩き出す

・・「えらいなーアンヨするんだね」
・・「うん バイバイ バイバイ」

雑草のような親子が大好き 
僕も雑草だから

 (2006・2・10)


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  1. 2006/02/10(金) 23:04:43|
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梅の花

 梅の花  いのうえ つとむ

ふっくらと
梅の花が咲いた
二月の柔らかな
・・日差しの中で

咲きかけの
梅の花は
穢れを知らない
幼い少女たちのように

メジロが枝から枝えと
忙しそうに
花の中に顔をいれ
甘い蜜を吸っている

梅の花をよく見ると
人間と同じように
・・何故か
背中合わせに咲く花も

眼と眼を合わせられない
犬猿の仲の人のよう
どいう生まれ逢わせか
同じ枝に咲いている

夫婦であっても
兄弟であっても
隣同士でも
職場の中でも

怒りや憎しみを
胸に抱いて
心を許しあえない
人の・・悲しさ

梅の花が
背中合わせに
咲いているからと
ただそれだけで

人間の業に
かこつけては
梅の花が可哀想
梅の花が清楚なだけに

梅の花の
甘い香りを
満喫しよう
・・心行くまで

 (2006・2・9)


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  1. 2006/02/10(金) 07:00:05|
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雪椿

  雪椿   いのうえ つとむ

相模川の曲がりくねった流れが銀色の帯のように、
雑木山の枝の間からぎらぎらと輝いて見えた。

川の上流は、川沿いに山の樹が覆い茂り、
小鳥のさえずりが心地よく、澄みきった空気を吸いながら細い山道を散歩した。

メジロ、鶯、ひよどり、山雀、四十雀、コガラ、啄木鳥と秋から冬、
そして春、夏と四季を通じて小鳥たちの合唱で飽きることはなかった。

冬になると木の葉が舞い上り
金色の小鳥が一斉に飛び立つような壮観な風景だった。

とりわけ真っ白な雪景色に心は奪われ、
雪道を立ち止まりながら歩いた。

濃い緑色の椿の葉が雪を背負っていて、
椿の花がそっと顔を覗かせていた。

椿の花は、白無垢の花嫁が恥らうように、
控えめに咲いていた。

時折風が吹いたり、ひよどりが来て枝を揺すると、
ばさ、ばさ、と音を立て、雪が落ちた。

ひよどりの叫ぶような声とその雪の落ちる音が、
・・聴こえて来る。

雪椿の
真っ赤な口紅を想い出しながら

 (2006・2・10)


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  1. 2006/02/10(金) 00:05:24|
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