走れ!でんどう三輪車
齢70にしてブログなるものに挑戦!人生まだまだこれからですよね(^^)//。俳句や詩歌を趣味として又釣り人として、 、、、、、はたまた「でんどう三輪車」として、日々の出来事を綴ります。
夕映えに いのうえ つとむ
キララ キララ
キララ キララ
オレンジ色の
波は静かに
小さな漁港は
黄金色に輝き
漁船は波濤にもまれ
やがて大漁の旗をなびかせ
エンジンの音を
轟かせて帰ってくる
漁港の堤防は
大漁の漁船の帰りを
受け入れる
母の腕のよう
疲れた子供たちは
母に優しく抱かれ
母の胸の音を聞きながら
安らかな眠りにつくだろう
ああ ! 海よ !
瀬戸内の小さな漁港よ !
慈愛に満ちた母のように
夕映えに輝け !
明日の希望を満たしながら
(2005・10・5)
(この詩は風遊さんの瀬戸内の写真に寄せて・風遊さんに贈る)
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- 2005/10/05(水) 20:09:06|
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案山子の家族 いのうえ つとむ
田んぼの畦道で一休み
案山子の家族が一休み
稲穂を背にして一休み
お父さんはタバコを吸い
お母さんはお弁当の支度
子供二人は楽しいブランコ
もうじき稲穂が実るでしょうね
ほんとの家族のような
案山子の一家
空にとんびが輪をかいて
(2005・10・5)
(この詩はよしたかさんの写真に寄せて・よしたかさんに贈る)
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- 2005/10/05(水) 05:28:11|
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夕日 いのうえ つとむ
空と海との境界線が
一本の弦のように張られていて
昼間・奏でていた賑やかな音楽も
静かな曲に変わりつつ・・・
やがて無音の世界に入っていく
この弦は見えないけれど
(2005・10・5)
(この詩は、よしたかさんの写真に寄せて・よしたかさんに贈る)
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- 2005/10/05(水) 05:01:34|
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柘榴 いのうえ つとむ
鶏小屋の運動場の金網に
寄り添うように
一本の柘榴の木があった
秋になると柘榴が割れて
真っ赤な歯を見せて
笑っていた
それを鶏が金網越しに
飛びついて突き
何度も突き
さっきまで大きな口をあけ
笑っていた 柘榴が
急に大声を出して泣き出した
鶏の鳴き声と
柘榴の泣き声が
青い秋の空の・・・奥深く消えていった
(2005・10・5)
この詩はシニアさんに贈ります
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- 2005/10/05(水) 04:08:07|
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