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走れ!でんどう三輪車
齢70にしてブログなるものに挑戦!人生まだまだこれからですよね(^^)//。俳句や詩歌を趣味として又釣り人として、 、、、、、はたまた「でんどう三輪車」として、日々の出来事を綴ります。

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くちなしの花

   くちなしの花

高台の家の垣根にくちなしの花が咲いていた
くちなしの花は香りというより匂いの強い花だ

あの強い匂いを嗅ぐと子供の頃を思い出す 
小川の洗濯場の土手にくちなしの花が咲いていた

その小川で洗濯をする洗濯石があった
洗濯をする母の近くでよく遊んだ

蟹や小さな海老を捕らえてよく遊んだ
春から夏の小川の洗濯場は格好の遊び場だった

だが冬の洗濯場は母にとって辛い場所だったようだ
冬は井戸水が少なく涸れるのを恐れてか使えなかった

冬でも井戸水は暖かい だが井戸水では洗えなかった
木枯らしの日も雪の降る日も冷たい小川で洗った

子供のオムツや服を毎日冷たい小川で洗った
農作業の間の洗濯だ

それが母の時代の嫁の生活だったようだ
ちなみに 今は洗濯石はもう無い

気に入らなければ
「出て行け」の一言で終わり

体が弱くても 子供が出来なくても
「この家から出て行け」の一言で終わり

「あの家の娘はでもどり」と 世間のうわさ話が恐ろしいので
嫁入り先から帰りたいと言っても許されなかった

「二度と敷居をまたぐな」「帰ってくるな」と言われ 
どんなに辛くても 世間体を憚り帰れない

母の時代は 嫁ぎ先で辛い事があっても
我慢に我慢を重ねて暮らすしかなかった

母が泣きながら僕の手を引き真夜中に家を出たことがある
それを父になだめられて連れ戻された

「嫁姑の中」と言われるように
この時代は それぞれの家庭にドラマがあったようだ

そう思うと今は時代が変わった
良くも悪くも変わった

若い世代の人には想像もつかない事かも知れないが
それだけ女性の地位が上がったのだろう

結婚しても燃えている時は分からないが
一旦冷めてしまうと 元々所詮は他人

自分の欠点はさておき 相手の欠点ばかり目に付く
それがこじれる原因だ

「 夫婦喧嘩は犬も食わぬ 」とはよく言ったもの
風呂敷包みを担いで我が家に駆け込んだ奥さんが昔いた

定年後 今は仲良く犬の散歩をされている
あの時 別れなくて良かったと思う

しかし離婚したから不幸だとは限らない
離婚して幸せをつかんだ人もいる

その人の生き方 価値観だと思う
歌の文句ではないが「人生いろいろ」

「男もいろいろ」「女もいろいろ」
自分の幸せは自分で築く・・・

家庭を築くのも人生
独身で身を立てるのも人生

いずれにしても人生とは 苦労がつきもの
苦労があるからこそ 幸福が実感できると思う

どんな苦労も どんな不幸も乗り越えて
毎日が 嬉しくて 嬉しくて 楽しくて 楽しくて

そんな生活が送りたい
そんな人生でありたい

  

(2005・6・17)でんどう三輪車

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  1. 2005/06/17(金) 13:54:02|
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一つまみの塩

     一つまみの塩
夏みかんを食べた
田舎から送ってきた黒い斑点のある夏みかん
子供の頃 夏みかんもスイカやトマトと同じように
塩を付けて食べたことを思い出して耳掻き一杯のほどの塩をつけた
海からの贈り物・・・天然塩の奥深い味と溶け合って・その味は子供の頃を思いだす

ぐつくつ ぐつくつ 小豆を煮込み
砂糖を入れる そこに 母は 一つまみの塩を入れていた
「どうして塩を入れるの」
「塩を入れるとな・10倍も甘くなるんだよ」
この塩が無ければ生きていけないんだよ」

終戦後も 食塩は煙草と同じように専売公社独占の貴重な食物
海辺の家庭では暖簾のように荒縄をつるし海水をかけて自家用の塩を作っていた

スイカやトマトにつけた一つまみの塩
甘いお汁粉の中に入れた一つまみの塩

この一つまみの塩加減が 生活にも 作品にも大事だなと思う
「スイカにジャムをつけるなよ」と言いたくなることがある

一つまみの塩
この塩加減を生かしたい



  (2005・6・17)(でんどう三輪車)










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  1. 2005/06/17(金) 06:38:26|
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