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走れ!でんどう三輪車
齢70にしてブログなるものに挑戦!人生まだまだこれからですよね(^^)//。俳句や詩歌を趣味として又釣り人として、 、、、、、はたまた「でんどう三輪車」として、日々の出来事を綴ります。

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お迎えに

  お迎えに   いのうえ つとむ

誰にもやがて来る
生れたからには
やがて来る
やがて来る
『お迎えに』

85歳
最後の月となりました
12月となりました
年の暮れとなりました

一日,一刻・宝です
5年・10年と
宝の山を積みましょう

デイサービス『港南の樹』でMさんが開口一番、「早くお迎えに来ないかしらん」と吐いた。
「何言ってるの・そんな気弱ではだめ!」と僕はたしなめた。
細面の影の弱い方である。年老いて一人住まい、気弱になって当然なのだが『病は気から』と言う。
元気を出すように激励した。
・・後日、Mさんが月曜日を木曜日に変更されると言っていた。
「月曜日は居ずらいから」との理由だ。
「Nさんでしょう」?
「よくわかるね」
「Nさんは重い病気で苦労しているから自分に厳しいの・・他人にもね」
「・・はい、分かりました」
Nさんは親切な人で厳しい事も言ってくれ、それを良く受け止めるように話した。
先日の月曜日に、MさんがNさんにお礼にと小さな包みを渡していた。
昨日、ポストに小さな包みがあり「お渡しするのを忘れました、お礼にM」とメモしてあった。
・・こんなことも有るさ、・・記しておこう。    (12.2)



* 村田 田村 目黒 中村 夏目 根本
    




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  1. 2020/12/03(木) 00:58:21|
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眠るなよ

眠るなよ   いのうえ つとむ

僕が椅子に座っていると
右側に倒れていくのです
「眠らないで」
「眠るなよ」
前から
後ろから
横からも
お声が掛かります
挙句の果てには
倒れないように
椅子を右側に置てくれます
それがリハビリテーション港南の樹の
・・・僕の仲間です
『眠るなよ』
その声が耳の奥に残ります


*港南の樹の利用者のみなさんに感謝!




  1. 2020/11/29(日) 21:35:29|
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一歩。一歩。



  一歩。一歩。  いのうえ つとむ

もっと顔を上げて 
僕の両手は

貴女の腕に
支えられて歩く
1。2
1。2
掛け声掛けて
一歩
一歩
・・あるく

僕の体は貴女に支えられて
・・心も支えられて
・・貴女の体温を感じ
・・真心を感じ
世界で一番近くに
貴女の近くに
居るのです



石渡・掛折・筆脇・村田・杉山・菅沼・渡辺・鈴木‣の皆さん有り難う。  (11・26)



  1. 2020/11/27(金) 08:08:04|
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俳句・寒雀

『雀の四季』さんに感謝!
寒雀みな幼なじみの顔をして     つとむ

体調が悪く休養の間もご訪問を頂き有り難うございました。
これからもよろしくお願いします。
過去の僕の句ですが『雀の四季』さんにお届けいたします。
(貴女のコメントのお部屋にうまくコメントが入りませんのでこの場をお借りしてお礼まで)




  1. 2020/11/25(水) 23:37:40|
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心の宝石(再度)

(撮影 かぜくささん)
600679.jpg



   心の宝石  いのうえ つとむ

あなたの
胸の中は見えません
笑ったときの笑窪から
頬につたう涙から
そっと窺い知るのです

あなたの
心の声は聞けません
ふと漏らした言葉から
唇のふるえる動きから
そっと窺い知るのです

僕にくれた
あなたの優しさ
・・心の宝石


 (2007・7・19)

*「私の回り道・かぜくさ」さんのお写真をお借りして
かぜくささんに感謝!






  1. 2019/08/29(木) 16:00:22|
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濃紫陽花


静かなる笑みこぼるるや濃紫陽花  つとむ
(しずかなる えみこぼるるや こあじさい)


『リハビリテーション港南の樹』にリハビリに来た
全盲のSさんが僕の隣の椅子に座っていて
いつも静かな笑みを浮かべている。
テーブルの上の小さな花瓶に
青い紫陽花が活けてあり
穏やかなSさんの微笑に
・・僕は救われる。

(2019・6・14)




////////////////////////////////////


✾ 白内障の手術をして
    目が良く見え、喜びに胸躍らせて・・幸せを噛み締めた。
                               (2017年6月)

  眼の中で   いのうえ つとむ

綺麗だ!
心の中で呟いた
ピンク色と
エメラルドグリーン
・・オーロラーの中にいるようだ

綺麗だ!
とにかく綺麗だ!

一点の汚れの無い
脳が映し出す世界
・・心の中の色彩

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

眼球の手術です
白内障の手術です
「あと三分の一ですよ」
と先生の声がする
・・夢のような時が過ぎる

水晶体が剥がされて
そこにレンズが入れられた
スリガラスの視界から
透明な美しい世界に変わった
・・生きていることのこの喜び


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

6月1日右目
6月8日左目
・・白内障の手術をしました
・・成功しました
・・時計の長針はわずか30分ほど

(2017・6)

俳句は楽しい
心の日記
感動の記録
先ずは
・・5・7・5 

ご訪問応援の皆さんに感謝して!




  1. 2019/06/16(日) 18:48:32|
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 心の歌  (再)

🌸 思い出の詩 

   心の歌  いのうえ つとむ

心とは 不思議なものですね
嬉しい時は 体が弾むよ
ラーン ら ランラン
ラーン ら ランラン
ステップ踏んで
ウサギさんが 跳ぶように
 けれど どんな時でも
 私は 私の道を行く

ああ・心とは不思議なものだよね 
あなたと私の心

体の中にあるような
頭の中にあるような
そして 胸の中にあるような
もっと 深いところにあるような

心とは不思議なものですね
悲しいときは 頭が重いよ
バーン ば バンバン
バーン ば バンバン
足元見つめて
亀さんが 這うように
 けれど どんな時でも
 私は 私の道を行く

ああ・心とは不思議なものだよね
あなたと私の心

体の中にあるような
頭の中にあるような
そして 胸の中にあるような
もっと 深いところにあるような

心とは不思議なものですね
恋するときは 胸が痛いよ
チール ち チルチル
チ-ル ち チルチル
青空高く
ヒバリさんが囀るように
 けれど どんな時でも
 私は 私の道を行く

ああ・心とは不思議なものだよね
あなたと私の心

体の中にあるような
頭の中にあるような
そして 胸の中にあるような
もっと 深いところにあるような


   (2005・5・31)
ブログを始めて最初の詩です。
命も心も今もって不思議でなりません。




  1. 2019/05/27(月) 10:02:36|
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令和を生きて

  『令和』を生きて  いのうえ つとむ

昭和
平成
そして『令和』

昭和は
戦中戦後の暗い時代
食べる物が無く
イナゴを食べ
芋の葉を食べた

平成は
まさしく平和な時代
食は豊か
何もかもあり余り
飽食時代

令和
・・・・・・・・・・・・
ペンギン歩きでいい
大地を踏みしめて
とにかく歩こう





  1. 2019/05/08(水) 14:17:09|
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桜・心の傷

🌸思い出の詩

 桜・心の傷  いのうえ つとむ

満開の桜
ゆらゆら
風に揺れ
ほのぼのと
人肌の温もり

満開の桜
その幹に
昔の傷あり
花に見とれて
誰も気付かず

人もまた
心に傷を背負い
必死に生き
その微笑の陰に
誰も気付かず

(2006・4・4)


🌸🌸🌸🌸🌸
リハビリテーション港南の樹に昨年の12月にお世話になって
早くも4月・・来月から新しい年号『令和』となる。
・・利用者の方たちは年配の方が多く90歳を超えた人が元気に通っている。
思うにみな穏やかで殺気が無い。
現役の頃は・・激しい時を刻んで来たと思う。
・・口にはしないがそれぞれ喜怒哀楽の人生を歩んできて、
桜の老木の傷跡のように
・・誰にも言えないことを胸に秘めていることだろうと思う。






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  1. 2019/04/07(日) 09:59:28|
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老子の言葉 (再)

  老子の言葉

「知る者は言わず,言うものは知らず。」

「どの分野であれ、その核心部分について深く知っている人は、おのずと言葉を選び・慎重になる。知っていればいるほど、軽々に断じてしまうことを恐れる。得意げにまくし立てている人が知っていることは、たかだかである。知っている限りのことを吐き出しているだけのこと」

田舎に帰って92歳になる母と話しているとき、ふと、膝の上の中日新聞に目を落とすと「老子の言葉」が載っていた。番号が打ってあり毎日掲載されているようだった。

日常的には心得ていると思っていたが、母の話を聞きながら、ふと目にした新聞の「老子の言葉」がなぜか母の忠告のような気がして、話す・にしろ、書く・にしろ、座右の銘にしようと思った。

70歳になっても息子は息子。母はいつ会ったときも事細かにいろいろと忠告してくれる。有り難く思う。

(2005・5) でんどう三輪車      


・・以前書いた文章だが2019年の心得としたい。 




  1. 2019/01/07(月) 11:34:31|
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瞳輝く

 
 瞳輝く   いのうえ つとむ

リハビリテーションに
集い来る老人達の
顔の皺は
山あり谷ありの
苦労の年輪

それぞれ
胸の奥に
己だけが知っている
秘められた人生の
顔の皺

貴女たちは言葉に言い尽くせぬ
病苦を背負い
死線を乗り越えて来た
その貴方たちの瞳が輝いた
・・一瞬輝いた

・・瞳輝く!
それは希望の瞳!
さぁー
僕も頑張ろう!
希望に瞳を輝かせ!。       



12月17日(月)
椅子は自由に座れてお茶を飲みながら
僕の前にご婦人が二人座った。
Kさんは今年の1月まで入院生活で2月から「リハビリテーション港南の樹」に通ってきて
・・歩けなかったのが杖を突いて歩けるようになったという。
Nさんは『脊髄固定術』という大手術をされて(脊髄に釘の様な金具で固定)。
・・今は元気に歩いている。
{大手術で覚悟がいったでしょう」と尋ねると
「生きて帰れるとは思いませんでした」
「今はこの「リハビリテーション港南の樹」に週2回と五反田の病院に週1回通院して頑張っているの」
・・「頑張らなくてはねー」お二人の瞳は輝いていた。

さぁー
僕も頑張ろう!
希望に
瞳を輝かせて!。


(K・河崎  N・根本)



  1. 2018/12/18(火) 13:06:24|
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今日は晴天


今日は晴天

歩こう
歩こう
先ずは歩こう
街に出て歩こう

昨日のように雨の日は
団地の階段で
何度も上り下りして
運動し脚を鍛える

やっぱり
街に出て
人と会えることが
楽しみだ

生きている・実感
11月10日

 




  1. 2018/11/10(土) 13:04:54|
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日々新た


  日々新た    いのうえ つとむ

窓から手を伸ばしてくるのは
・・・・朝日
6時25分テレビをつける
・・・・テレビ体操だ
硬い体を一杯のばし
・・・・身体に活を入れる
今日一日の始まり
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日々新た



6月26日
親友のYさんに
助けをを求めた

・・パスワールドを変えろ!と
管理画面が出なくなった
・・僕はお手上げ

流石親友
・・持つべきは
良き友達

有り難う!
・・感謝!
・・感謝!


長い間
行方不明状態
・・・・
にもかかわらず
御訪問応援を頂き
有り難うございました。

       10月26日




  1. 2018/10/26(金) 20:24:38|
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伊香保温泉


  山法師  いのうえ つとむ

雨上がりの
六月の山々は
生き生きと
若緑に燃えて
心に迫った

ホテルの玄関に
真っ白な山法師が咲き
その白い花が
一枝部屋を飾り
燕が飛び交う山の宿

六月六日~七日
妻と次男の運転で
伊香保温泉の
「喜びの宿しん喜」に
一泊した。
食事が格別美味しかった。
帰りにドライブして
榛名山にロープウエイで登った。
遠足の小学生たちの歓声に
心を奪われた。






  1. 2018/06/12(火) 18:38:41|
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赤い椅子


  赤い椅子  いのうえ つとむ

赤い椅子
赤い椅子
赤い椅子

赤い椅子が並んでいる
デパートの片隅で
・・・3台ひっそり並んでいる

疲れ切ったお年寄り
スマホに夢中のお嬢さん
買い物帰りの若奥さん

それぞれの人生を背負って
赤い椅子で一休み
僕も疲れた足で一休み


  (5月25日)



  1. 2018/05/24(木) 10:18:16|
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何処から来たの

  
 何処から来たの   いのうえ つとむ

顔も小さい
眼も
鼻も
口も小さい

眼はパッチリと見ひらいて
何かを見詰め
鼻はピクピク
口はパクパク

生れたばかりの 赤ん坊

小さな手で
小さな足で
「貴女は
・・何処から来たの」

「そう言えば」
「おじいちやん『心』の時も」
「同じことを言っていたね」
ママになった孫に言われた

また新しい命が生まれた



曾孫の
『心』が生まれて
一年半
また新しく
曾孫の
『奏』が生まれた

 (5月15日)




  1. 2018/05/18(金) 09:14:09|
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五月の雨

 五月の雨  いのうえ つとむ

粛々と
粛々と
降り続く雨
五月の雨は
降り続く

肌寒く
肌寒く
心の隙間に
五月の雨は
降り続く

年を重ねて
83歳

生き生きとした
松の緑に
雨の中の松の緑に
我が心を
奮い立たせる

 (5月13日)




  1. 2018/05/13(日) 20:24:27|
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生きていました

生きていました
生きていました
歩けるようになりました
歩けるようになりました
杖を突いて
少しずつ
少しずつ
歩けるようになりました

有り難う!


5月8日19時47分



  1. 2018/05/08(火) 19:47:24|
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身近なところに 

 
  身近なところに  いのうえ つとむ

白い雲に夢を乗せれば
その軽ろやかさに
・・心が広がる

野辺には花が咲き乱れ
虫の営みの小さな動きも
そのたくましさに 
・・心が躍る

梢で囀る
小鳥たちのコーラスの
その清々しさに
・・心が和む

遠くばかりに憧れないで
じっくり足元を
・・見つめてみよう

自分の足元の
・・なんと豊かなことか

身近なところが
どんなに素晴らしいことか
・・今また想う

(2017・10・19)



胸を病んで
悲しい日々を
涙に暮れていた
少年時代。

今また
加齢と病で
身体の不自由を感じる
・・でも
少しでも歩けることに
感謝!。 



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ランキング2位(10月19日)
ランキング2位(10月20日)
ランキング2位(10月21日)
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ランキング2位(10月23日)
ランキング2位(10月24日)
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  1. 2017/10/20(金) 11:46:25|
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秋のバラ

撮影・nicoさん)
20071021213835.jpg


 秋のバラ  いのうえ つとむ

柔らかな
秋の日差しに包まれて
バラの花が咲いていた
独り寂しき女人のように
何処か物憂く
揺れていた

僕の心の奥底に潜むもの
それは
・・「孤独」
生れて来るときも一人
去り行くときも一人
何故か人恋しく思う

        
(2017・10・18)


ご訪問の皆さんに感謝して
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ランキング2位(10月18日)
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  1. 2017/10/18(水) 06:53:08|
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思い出の詩・さあ!大空へ

//////////////////////////////////////////////////////

困難を重荷にしてはいけない
 英雄にとって   
  それは羽の重さであるべきだ  
 
                          (ウルガイの格言)

//////////////////////////////////////////////////////

さあ!大空へ   いのうえ つとむ

自分を重くしているのは
何だろう
心を重くしているのは
何だろう

困難という重荷
悩みも 
苦しみも 
悲しみも

それを翼に変えて
鳥の羽のように軽々と
さあ!大空へ
大きく羽ばたこう

二羽のコンドルが
大きな円を描くように
青空を心行くまで
楽しもう

 (2005・11・22)




しとしと
しとしと
秋の長雨が続きます
歩くこともできず
ただ
今日も
薄暗い空を眺めて
晴れ渡る
青い空を待ちながら
一日が暮れました



ご訪問の皆さんに感謝して!
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ランキング2位(10月14日)
ランキング2位(10月15日)
ランキング2位(10月16日)
ランキング2位(10月17日) 
ランキング2位(10月18日) 
 
 




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  1. 2017/10/14(土) 17:17:50|
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思い出の詩・木の葉

木の葉(撮影・nicoさん)
20061011114935.jpg


 木の葉  いのうえ つとむ

ふんわり
ふんわり
木の葉が空から舞い降りた
芝生の上に舞い降りた

ふんわり
ふんわり
白い雲が浮くように
芝生の上に浮くように

ふんわり
ふんわり
その身の軽さ
幸せ一杯背中に乗せて

ふんわり
ふんわり
重い心を浮かせてみたい
芝生の上の木の葉のように

 (2006・10・12)




杖を突いて
重い体を
よちよち歩き
いつか心も
ヨチヨチ歩き

そうだ
「唇に歌を」と
少年の頃に
学んだことを
思い出す


🌸 ご訪問の皆さんに感謝して!
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           ランキング3位(10月9日)
           ランキング3位(10月10日)
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           ランキング2位(10月13日)
           ランキング2位(10月14日)


       

       




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  1. 2017/10/09(月) 23:11:41|
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想い出の詩・涙・汗

撮影 かぜくさ・さん)
2120.jpg


(でんちゃん心の引き出し)

    

 涙  いのうえ つとむ

悲しいときも
嬉しいときも
頬に伝はるものは涙

悲しいときは胸を痛めて
嬉しいときは歓喜のあまり
涙 涙 心を洗う


 汗  いのうえ つとむ

額に汗を流して
止めどなく
頬に伝はるものは汗

体を使って
汗を流せば
滴る汗は心を洗う

かぜくささんの「滴」の写真をお借りして
(2007・3・5)




 涙と汗と

齢のせいか
・・涙もろい

かといって
・・少年の時の様な
・・青年時代の様な

胸をときめかし
胸を切り裂くような
激しい感動は無い

無我夢中で
働き
汗がしたたることもない

月夜の海岸で
波打ち際に
足を濡らしている様だ 


ご訪問応援の皆さんに感謝して
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ランキング3位(10月5日)
ランキング3位(10月6日)
ランキング3位(10月7日)
ランキング3位(10月8日)
ランキング3位(10月9日)
 




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  1. 2017/10/05(木) 15:16:07|
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想い出の詩・秋の日差し

秋の日差し  (撮影・雨さん)


20060930055833.jpg



 秋の日差し  いのうえ つとむ

木の葉に
木の葉の陰が落ちて
秋の柔らかな日差しが
揺らいでいる

夏の日焼けの肌を
乾いた風が心地よく
爽やかに
通り抜けていく

急いで 急いで
秋は足が速いから
ア ! という間に来るよ
雪の季節が・・

そして
また僕も年を重ねる

(2006・9・30)




一日一日が愛おしい
10年前も
僕は僕であった

そして今後
年齢をどれ程
重ねることが出来るだろうか


🌸 ご訪問の皆さんに感謝して
有り難う!
ランキング4位・・10月4日
ランキング3位・・10月5日 









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  1. 2017/10/02(月) 10:09:45|
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萩の花


なんとなく萩の花にはセレナーデ 
                     つとむ

杖を突いて
やっとの思いで
バス停まで歩いていると
萩の花が
微かに揺れて
今年も咲いていた。

入院している間に
・・8月は過ぎ
・・今は9月
停止していた僕の時間を
季節は通り過ぎて行く
でも僕は急がない。


ご訪問の皆さんに感謝して!



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  1. 2017/09/28(木) 02:08:17|
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