おお!なんということだろう!
ああ!なんということだろう!
樹が歩く
ゆっくり ゆっくり
時間を掛けて樹が歩く
そこは熱帯の密林
鬱蒼としたジャングルで
僅かな日差しを求めて
歩く樹がいる
夢のようだ
(2009・2・1)
エコツアーというテレビを見ていた。
熱帯雨林の中で
まつわりつく蔦を自分の皮をはいで蔦を寄せ付けない樹がいた。
そして次に歩く樹が映し出された。
日のよくあたる方向に向かって樹が歩くのだ。
日のあたる方向に新しい根を生やして古い根を捨てて歩くのだ。
それを繰り返して陽のよくあたる場所に行くのだ。
草も樹も一度根を張ったら其の場所から動けない。
それが植物の宿命と思っていた。
だがどうだろう!・・樹が歩く。
自然とはなんと素晴らしいのだろうか。
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