金木犀が秋風に吹かれて
この黒い土を
金粉を撒いたように
化粧しています
その香りは風に乗って
遠くまで・・・
井戸端で金木犀が咲き匂う
ふるさとを思い出します
やがて木枯らしの季節になると
太陽の温もりを求めて
手をかざすように
山茶花が咲きみだれ
地面を飾ります
あたかも
和服姿の乙女の集いのように
地面を飾ります
春には桜
夏にはバラ
秋には金木犀
冬には山茶花
何処のどなたか知りませんが
黒い地面を化粧され
吹く風に頬がこわばってくると
コートの襟を立てるようになり
真っ白な雪が降ります
あたりいちめん銀世界
(2005・10・13)
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- 2005/10/13(木) 04:57:43|
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