朝の露に濡れて咲く
彼岸花
何故か寂しいのです
青空の下で風に揺れて咲く
彼岸花
何故か寂しいのです
夕日に土手を赤く染めて咲く
彼岸花
何故か寂しいのです
一本の花を手に取って見ても
花を束ねてみても
彼岸花は美しい
土手に咲き乱れていても
花瓶に差しても
彼岸花は美しい
けれど何故か寂しいのです
秋を彩る彼岸花は
心の花
群集の中にいる時も
一人のときも
何故か孤独
人は生まれてくるときも
旅たつときも
一人
寂しいから 人の温かさを求め
寂しいから 恋をして
生きるのです
笑ったり 泣いたり 怒ったり
喜怒哀楽の人生の
心の奥に咲く彼岸花
彼岸花は美しい花
彼岸花は寂しい花
(2005・9・22)
拍手喝采!・・パチパチ←ここをクリックみなさん応援してください
スポンサーサイト
- 2005/09/22(木) 04:03:41|
- 私のうた|
- トラックバック(-)|
- コメント:5