鶴になって
大空を飛んでいった
朝日で赤く染まった
マッターホルンの頂を横目に
氷河の下の岩場に降りた
青い花が咲いていた
それは・エンティアンという花だそうです
誰かの青いサンダルが岩場にはさまれて
片足だけ忘れて行ったように
その色は原色のマリンブルーなのです。
氷河の冷たく厳しい風に煽られて
羽根が少し痛んだけれど
まだ飛べるだろう
もう どこにも寄らず飛んでいこう
アルプスの片田舎の畑で
貴女が作った
取れたてのトマトを
食べに行こう
故郷から遠く離れて暮らす
貴方の所へ
(2005・7・16)
この詩はアルプスのみんつさんに贈る
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- 2005/07/16(土) 14:21:33|
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